第88話

久しぶりに👑💗
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2020/05/18 02:00
『あなたちゃーんおーふーろー』

「うん。行ってらっしゃい」

『え、一緒に入ろうよ』

「一緒に入るの⁉」

『もちろん!』

「えー嫌だよ…恥ずかしいし」

『そんなん付き合ってんだからいいじゃん!何回見たと思ってんの!』

「ちょ、ちょっと!…わかった。入ろっか」

『やったー!』

久しぶりに一緒に入って、ドキドキどころじゃなく緊張していた。

『ふふ笑。温かいね』

「そう…だね」

『どうしたの?暑い?』

「ううん。玄樹恥ずかしくないの?」

『全然?むしろ嬉しいよー!』

これは説得しても無駄だなぁと思い、頑張って緊張をほぐし、リラックスする事にした。

すると、急に私の体は玄樹の体にすっぽり。

背中側には玄樹の体。

「えっ、」

『俺が仕事遅いとき寂しい?』

「えっと…大丈夫だよ!玄樹忙しいから邪魔しちゃいけないし」

『そっか。俺はね………すっごい寂しい!』

「そうなの?」

『うん!あなたの事しか考えてない』

「私も玄樹の事考えてるよ?」

『嬉しい。笑』

久しぶりにこんな事話して、幸せだった。

やっぱり玄樹が居ないと寂しいな。

『あなた出た?』

「出たよー」

『ちょっとついてきて』



「ベッド?」

『電気消して。遊ぼ?』

久しぶりに玄樹と過ごした夜。

ちょっぴり甘く、ちょっぴり幸せでした。

-fin-

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