第7話

スマホ教室~1~
173
2021/05/31 12:39
 田山「はぁ……ん?あれは確か太宰と織田、坂口そして檀か?そうだ!アイツらならスマホについて詳しいかも知れない…!?おーいお前らー!!」
 坂口「?なんか田山さんが手振りながらこっちにむかってきてるぞ?」
 檀「誰か、田山と仲良かったか?」
 織田「ワシは、あんま田山センセとは接点がないなぁ~、太宰クンは?」
 太宰「ん~……俺も田山さんとは接点が無いな」
 坂口「じゃあ、何であの人はこっちに向かってきてるんだ?」
 織田「それは、ワシらが聞きたいわ!」
 田山「ちょうどいい所にいたな、あのな、お前らに頼み事があって……」
 無頼派「スマホについて詳しく知りたい?!」
 田山「何だか皆使いこなせてて、俺だけ使いこなせて無いみたいで……そこでこの図書館内にいる作家の中で一番若いお前らなら詳しいかと思って……」
 太宰「いや、別にそれは良いけど…」
 坂口「俺らが若いったて、生まれたのは、100年以上前だし」
 檀「転生した俺らに若いとか余り差が無い気がするが…」
 織田「まぁ、細かいことはええとして田山センセは、どのくらいスマホについてわかっとりますかぁ?」
 田山「?何にも分からないんだが?」
 太宰「(小声)ちょとどうする?!一から教えるのかこれ?」
 檀「(小声)安吾、お前に任せた」
 坂口「(小声)ちょっ、何勝手に押し付けてるんだよ!?」
 織田「(小声)っちゅうか、教えるゆーたのは、太宰クンやんけ。太宰クン、男を見せるときやでぇ!」
 太宰「(小声)はぁ!?なんでそうなるんだよ!?さっきまでの流れ的に安吾が教える感じだったじゃんかぁ!」
 田山「あのぉー…会話全部聞こえてるんだけど…」
 無頼派「あっ……」

プリ小説オーディオドラマ