私は歩いて家に帰っていた
デクは私と帰らなかった
悲しぃなぁ
ズザッ
ヴィラン「学生か?喰いどきじゃねぇかぁ」
ヴィラン「黙って俺にくわれろよぉ」
ヴィラン「あぁ?お前そんな余裕あんのかよ」
ヴィラン「まぁ、何だろな」
シュ
バサッ
ヴィラン「あぁ!?このクソガキ!!」
シュ
ヴィラン「ひひっw」
笑った…てことは後ろか
シュンッ
ベチっ
ヴィラン「!?!?何でよけれんだよ!」
ヴィラン「あぁ!?だまれ!!」
クルッ
バスっ
私はヴィランに回し蹴りを食らわせる
ヴィラン「がはっ…」
ドサッ
あれ…こいつよく見たら傷だらけ
回復…はいっか
薬だけ塗っとこ
ささっ
タタタタタ
ーーー
しーん
お母さん「あらあなた、おかえり」
お母さん「久しぶりねぇ、仕事が終わって一日いるから!!」
お母さん「お母さんワクワクしすぎていっぱいお菓子買っちゃったのよ…」
そんなことを言われていると
数分後
お母さん「あーだこーだべっこぺっこムーニョ(?)」
お母さんのペースに飲まれてしまった
後半何言ってるなわかんないけど…
お母さん「ん?どうしたの」
お母さん「…え」
お母さんはしばらく黙った
お母さん「そう…あなたの個性は人を助けれるかわからないのよ?」
お母さん「そう…それもあなたの決断よね」
お母さん「わかったわ!!お母さんあなたの為にたくさんサポートするわね!」
私はお母さんに雄英高校のことを話せた
良かったこれで認められたんだ
お母さん「あ、そうだわ」
お母さん「あなた、ちょっと勝己くんの家にこのお土産渡してきてくれないかしら」
お母さん「お母さん、あと数時間したらまた仕事なのよ」
お母さん「お願いね」
支度をして
お母さん「いってらっしゃい」
ーーー
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!