あなた「ふ、藤井くん!!」
小瀧くんに言われた通り、私は藤井くんに話しかけることにした。
とりあえず、このぎくしゃくした感じをやめたくて...
謝ったところで藤井くんに嫌な思いをさせちゃったことには違いはないけど。
名前を呼んだら「ん、」と一応でもこっちを向いてくれた。
あなた「そのぉ..、ごめんなさい」
私は素直に、ストレートに謝った。
藤井「俺こそごめん...あなたの気持ち考えてへんかった。。」
あなた「ううんっ、藤井くんは悪くないから、」
やっぱり仲がいいだけある。
" 流星、怒ってへんと思うよ "
すぐに小瀧くんはそういった。
また小瀧くんに助けてもらったなぁ。
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。