第3話

#2
986
2018/07/24 14:46
とはいってもそう簡単にうまくいくわけもなく、入学してから3ヶ月。


男子苦手は克服できずにいる。


あなた「あーこちゃんッ」



あこ「あなた~!どーした?」



あなた「ううん!呼んでみただけ~w」


中学の頃から仲良くしてくれてるあこちゃんとこうして他愛のないやり取りをするのが何気に楽しいw


そんな感じで話していたら男子の声が後ろからした。


男子「永瀬~これ先生が職員室まで持ってこいって」



あなた「あ、はッはい‼ありがとう…」


あこちゃんの後ろに隠れ、顔を少しだけ出してお礼を言いながら職員室まで持っていくものを受けとる。


あこ「あなたw」



あなた「何?」



あこ「いい加減男子苦手克服したら?w」


ついにあこちゃんにも言われちゃった…
自分でもどうにかしたいですよ、


あなた「だって…」



あこ「あッ!いいこと思い付いた!」



あなた「いい…こと……?」


首を傾げながらあこちゃんを見ると何やら企んでいる様子。


あこ「男子に手伝ってもらおう!」


仁王立ちで両手を腰に当ててどや顔で私に提案してきた。


いやいやいや!!男子が苦手なのに男子に手伝ってもらうって。そんなこと私にできないよ……!!





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