エントランスのフロアが心無しかいつもより静かで 、声がよく響いた
ほんとに 、 直球すぎるほどストレートにその言葉が自分の中で刺さった
頭の中はクエスチョンだらけでパンク寸前だ
ドヨンさん … だっけ ほんとに誠実な人なんだなとちょっと感心すると同時に「マネージャー」という立場なのにこんなに堅苦しい関係なことに まぁちょっと悔しい ←
そう照れくさそうに言い放ってドヨンさんはエレベーターでもなく非常階段を使ってエントランスから姿を消した
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どうやら影でこのカワウソは全部見ていたらしい
よく頑張りました~ とカワウソスマイルで慰めてくれるタロちゃんはカワウソ超えて天使でした 。
その後ろにまだ一人いるとは知らずに 、ただただ タロちゃんだけだよこんなに優しくしてくれるの ~ なんて嘆いた
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。