Jaemin side
朝5時10分
急になる家督の通知
―――――家督
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何がヤバいんだかさっぱり …
またろくなやつじゃなかったのか ?
そう言って また布団に潜る
もうルームメイト達は完全に眠りに落ちていた
ガチャ
3分ほどだったあとドアが開いた音がした
なんか 、やけに朝に似合う爽やかな …
声 ?
うん 、爽やかな声がした
甘くて重くなくて軽くて爽やかだ
リビングから一番近い僕の部屋に入ってくる
ん 、やるかって何 … ?
やたらと金属音もする
次の瞬間 、 金属の甲高い音が部屋中に響き渡った
あのドデカイ音にはロンジュナも怒りを通り越して唖然としていた
完全にお仕事スマイル やん …
そしてやけに見やすいスケジュール表
正直 、 あんなユニークな人は初めてだ
前回までがクズすぎたんだよ と心のなかで吐き捨てた
セクハラ女達とさっきのやつは絶対に違う
ロンジュンは詳しくは知らないけど前の前のマネージャーと何かあったらしいがそこからホントに女を毛嫌いしていた
やっぱ 、いんじゅんとの和解はむずかしいかもだけど
俺とは仲良くなれそうだね ~ ㅎㅎ
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。