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第14話

#14
私の部屋のお隣が蓮の部屋になるようで、私が部屋に入るのを見届けてから、彼はあてがわれた部屋に入ったらしく、扉の閉まる音が、くぐもって壁越しに聞こえた
色々と刺激的な一日だったなぁ……
制服のままどさりとベッドに倒れ込み、ごろんと寝返りを打つ
白樹 澪
SP……かぁ
譫言のように、夢見心地な声音でそう呟く
蓮は全然、SPって感じはしないけど。どっちかって言うと、友達というか、そっちの感覚の方が強い。そう、世話焼きな友達
とはいえ、私に友達がいたことは幼稚園以降無かったので……本当にこれが友達と言っていいのか分からないけど
……そういえば、幼稚園の時の友達って誰だっけ。結構仲が良かった気がするんだけど、かれこれ10年以上は会ってないことになるから、名前も顔も忘れちゃったな
今度、誰かに聞いてみよう。ちょっと私も恥ずかしいけど。友達忘れました、なんて……ね?
そう考えながら、私は今日あった出来事を思い起こす
白樹 澪
蓮って、結構と不躾なこと言っちゃうけど
女としての自覚を持てとか言ったり、遊びに行かせないって一方的に決めたりと、ちょっと自分勝手なところもあるけど、蓮からすれば大和先輩は知らない人だし、私のことを思ってのことだろうから、言いすぎたかもしれない
……第一印象はかなり良くないんだけどね
まあ、これからお世話になるわけだし、目を瞑ろう。こっちも悪いことしちゃったし、明日謝って、改めて『よろしく』って言わないと
白樹 澪
明日からは、ちゃんと……
──ちゃんと、普通に話して笑い合えるように仲に、なりたい