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2021/11/20

第3話

白化現象
第2話「白化現象」


リグレットとの戦闘において
危惧しているのは怪我だけではない

「白化(はくか)現象」

リグレットと戦い続けた結果
ソルジャーがリグレットへと近づく現象
リグレット化の途中段階とも言える
リグレットは心。刀も心。
心と心がぶつかれば、大なり小なり影響を受ける
ソルジャーは定期的に検査を受けており
白化現象の兆候が見られた場合は戦線離脱となる
しかし、白化には個人差があり
ソルジャーの人員不足により投薬等で
症状を抑えながら戦場に立つ者もいる
投薬はあくまで対症療法に近く根本的な治療法は
未だに確立していない

そして、その白化現象の最たる者こそ
「白の王」と呼ばれるゼネラル「絶世」である


亡国との国境線
高層ビル群の一角
戦火に常に晒されているこの場所は
彼を探すには恰好の場所でもあった

隼)ひぃ、ふぅ、みぃ、ふふw

ビルの屋上に腰掛け何かを数えては微笑む

隼)キラキラがいっぱいだねぇ。

心はいろんな色を持っている
明るい気持ちは煌めいて
暗い気持ちはどんよりとしている

隼)美味しそうな子がいっぱいだ。

戦うソルジャーたちの心はとても美しい
生きるために抗う心は強く輝く

海)何が美味そうなんだ?隼。
隼)おや?久しぶりだね、海。

いつの間にか背後にいた懐かしい顔に挨拶をする

海)久しぶり、じゃない。
お前また定期検診をサボっただろ。
隼)一番星を探すのに忙しかったんだよ。
海)自分が危険な状態だって分かってるのか?
隼)大丈夫、まだ堕ちはしないよ?
海)ったく、ほら。

ポス。と膝に袋が置かれる
中身は聞かなくても分かる、遅延薬だ

隼)ありがとう。
海)次はちゃんと検査を受けろよ。
隼)気が向いたらね。
海)...一番星はいたのか?
隼)この辺りにはいなかったよ。

ゆっくりと立ち上がり出入り口の扉を見つめる
下の方から何が上がってくる音が聞こえる

隼)遊び相手が来たみたいだね。
海)さっきまで何もいなかったぞ?
隼)僕や海の心に惹かれて来たのさ。
海)....多そうだな。

海が刀を抜く

隼)巻き込まれるよ?
海)上等、一緒に暴れてやるさ。
隼)ふふw いいなぁ..海も美味しそう。
海)ゾッとするからやめてくれw
隼)褒め言葉なのに。
海)ほら、来るぞ!

バン!と扉を吹き飛ばし
人型のリグレットがワラワラと出て来る

イタイ...クルシイ...サミシイ...!

次々と叫びながら襲いかかって来る

海)悪いな、成仏してくれよ!

一体また一体と斬り払う、しかし数が多い

海)隼は!?(振り返る)
隼)あはははは!いいね、もっと遊ぼうよ!
海).....大丈夫そうだな。

高笑いしながら
リグレットを斬り捨てていく 隼
心配は無用のようだ

海)俺も負けてられないな!

負けじとリグレットを倒していたのだが

隼)あ!一番星!✨✨
海)なっ!?今か!?
隼)そうゆうわけだから✨
ここは海に全部譲るね、バイバイ!
海)ちょっと待て!この数を1人でやれと!?

文句を言う相手は颯爽と走り去ってしまった

海)あーくそ!これだから!

第2軍の加勢が来るまで1人で乗り切るしかなく
全て倒し切る時には日が暮れていた

つづく