まだ半分寝ている状態のヒョン
愛しい
グクの言葉を聞いて俺は、ゆっくり前を見た
目を開けた先に見えたのは、キラキラと輝くイルミネーションだった。
2人は車を降りてイルミネーションで囲まれている花道通った。
グクはテヒョンに微笑みかけた
そう言って、ヒョンは照れくさそうに笑った
俺は、ヒョンの背後に回った。
そして、、
テヒョンの首には、彼に相応しい
美しいネックレスが掛けられた。
申し訳なさそうに、下を向くヒョン。
そんなこと気にしなくていいのに
俺たちは見つめ合った
俺は、ゆっくりとヒョンの顔に自分の顔を近ずけた
チュ
触れるだけの優しいキスを落とした
照れてるヒョン、最高に可愛い
ヒョンは恥ずかしいのか、目を逸らして俺の名前を呼んだ。
ヒョンの顔は夜なのに赤くなっているのが分かった。
そんな顔で言われたら、
断る人はきっとこの世に存在しないだろう。
テヒョンは犬みたいに首を左右に振った
グクは少しイタズラっぽい顔をしてテヒョンを見つめた
俺は、言われた通りに目を瞑った
テヒョンは慎重に顔を近づけて、唇を重ねた。
さっきよりも少しだけ長く
唇が離れたあと、ヒョンが口を開いた
ヒョンさえ居れば俺は、幸せだ。
ヒョンのそばで生きていたい
これからもずっと
それなのに
それなのに
神様はそれを許さなかった。
to be continued...
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!