第31話

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4,515
2021/04/27 13:15

あの日から、1ヶ月が経った。



俺と○○が直接会うことは無かったが、たまにカトクをする仲になった。


ある日、
○○
○○
ねぇ、うちさ、明日から新しいメニュー出すんだけど食べに来ない?

新しいメニューか〜

気になる!!
テヒョン
テヒョン
久しぶりに行くよ
○○
○○
りょーかい!




この時は、頭の片隅にもなかった。





○○と付き合うことになるなんて



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈




カランカラン
○○
○○
いらっしゃい!



今日も朝1番にお店に入った。




テヒョン
テヒョン
久しぶり〜



あの日と同じ席に座って、新メニューを待った
○○
○○
お待たせしました
テヒョン
テヒョン
これが新メニュー?


そこにあったのは、朝にしては大きすぎるハンバーガーだった。野菜がたっぷり入っていて、肉からは肉汁が溢れ出していて、一目見ただけでわかった。


テヒョン
テヒョン
これ、絶対美味いやつ


予想通り美味しかったハンバーガーを食べ終わり、
話を始めた。
○○
○○
最近、どうなの?ジョングクさんと…



いつでも、ストレートに聞いてくるところ、少しも変わってない。
テヒョン
テヒョン
なんともないよ
テヒョン
テヒョン
ただ…


テヒョンは酷く悲しい顔をしていた

テヒョン
テヒョン
毎日、夢を見るんだ。時には、幸せそうに笑っている俺達、でも大体見るのは泣きながら、俺から離れていくグガが出てくる夢なんだ。手を伸ばしても届かない…
○○
○○
そんな毎日…テヒョンは嫌じゃないの、、?
テヒョン
テヒョン
嫌に決まってるじゃん…忘れられるものなら、忘れたい



すると、○○が思いがけない言葉を口にした。


○○
○○
じゃあさ
テヒョン
テヒョン
ん?
○○
○○
試しにさ、私と付き合ってよ


思わず俺は、目玉がとび出そうなくらい目を見開いた




テヒョン
テヒョン
えっ何言ってんの
○○
○○
悔しくないの…?毎日、ジョングクさんのこと考えて、落ち込んで。そんなのテヒョンらしくない
○○
○○
忘れたいんでしょ…?



○○に言われ言葉が俺の心にうるさいほど響いてきた






悔しかった。いつまでもいつまでも忘れられない自分のことが嫌いだった。






○○に言われた言葉がうるさいくらいに響いてきた



















本当に忘れさせてくれるのかよ










テヒョン
テヒョン
お前はそれで良いの…?
○○
○○
良いよ…




まだ、朝の薄暗さが残る店の中で


俺は、決断した。










これで忘れられる











グガへの本当の愛を隠すんだ























``偽りの愛´´ で










to be continued...



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次回ジョングクsideです!

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