第33話

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2021/05/03 12:36



「バン、タン!!
안녕하세요〜방탄소년단입니다!!」



約1年間の長期休暇を終えて、久しぶに7人揃ってのインタビューが行われた。




インタビューでは、それぞれ休暇中に何をしていたかを主に聞かれた。



ジンヒョンは、シュガヒョンと釣り
部屋でゲーム…まぁ予想通り






シュガヒョンは、ジンヒョンと釣り
曲作り、寝る…やっぱりシュガヒョンはシュガヒョンだ。



ナムジュ二ヒョンは世界旅行。
世界の芸術と触れたらしい。壊していないかだけが心配だ。


ホソギヒョンは、ダンスチームに入ってダンスを思いっきり楽しんだと。





ジミニヒョンは、久しぶりに友達と会って色々なところに行ったらしい。





そして、テヒョンイヒョン
テヒョン
テヒョン
俺は、タナと遊んで、韓国旅行に行きました
司会者
司会者
韓国旅行!良いですねー!
誰と行ったんですか??



一瞬困ったような表情を見せたヒョン。

テヒョン
テヒョン
ジ、ジミナです。

ヒョンの喋り方に少しの違和感を感じ、ジミニヒョンに目をやると、案の定目を丸くして驚いた顔をしていた。
司会者
司会者
ジミンさんとですか!!仲良しですね😚
テヒョン
テヒョン
ありがとうございます。



俺は、悟った。




韓国旅行、ジミニヒョンと行ったんじゃないよね





ヒョンは彼女さんと行ったんだって_



_______________________


インタビューが終わって、俺たちは宿舎に戻った。



俺は、休暇中もずっと宿舎にいた。




何度か、実家に帰ったけどそれ以外は宿舎が1番落ち着くような気がして。




だから、ヒョンたちとまたこうやって一緒に暮らせて、ジンヒョンとシュガヒョンが作るご飯が食べれることか凄く嬉しかった。


夜ご飯を食べて、リビングで皆で映画を見た。
ジン
ジン
久しぶりにみるな〜!
ホソク
ホソク
そうですね!
ジン
ジン
ヒョン寂しかったんだぞ〜皆連絡してもなかなか既読つけてくれないし…


ジンヒョンは横目で俺を見てきた
ジョングク
ジョングク
すみません…笑


楽しい話をして、映画を見るともう遅い時間になった。
ナムジュン
ナムジュン
そろそろ眠くなってきたな
ジミン
ジミン
俺も…

目を擦って眠そうなジミニヒョン
テヒョン
テヒョン
俺も寝よっかな
ユンギ
ユンギ
じゃあ今日はここまでな


「おやすみなさい」(全員)



部屋に戻ってベッドに寝転んだ時

コンコンコン


えっ誰?!
ジョングク
ジョングク
どーぞ


そこにはニコニコして立っている人がいた
ジミン
ジミン
やっほー!
ジョングク
ジョングク
ジミニヒョン、眠いんじゃなかったんですか?
ジミン
ジミン
眠いけど、久しぶりにジョングガと語りたくて〜!



そんなフニャフニャな笑顔で来られたら、断れるものも断れない。


まぁ俺もジミニヒョンと話したかったし、断る理由もないけど。
ジョングク
ジョングク
良いですね
ジミン
ジミン
やった!



ジミニヒョンは俺の横に寝転んだ。


ジミン
ジミン
なぁグガ、好きな人出来た??
ジョングク
ジョングク
できませんよ…
ジミン
ジミン
合コン行ったのに?!
ジョングク
ジョングク
はい…
 

そう、俺は、ジミニヒョンの紹介で合コンとやらに参加にした。



グイグイ来るような子はいなくて、皆とっても良い子だった。



でも、俺は全く魅力を感じなかった。




ジミン
ジミン
まだ、忘れられないんでしょ…?



優しい声でそう聞いてくるヒョンを見て
今まで溜まっていた感情が溢れ出しそうになったて、俺は、慌てて目を逸らした。


ジョングク
ジョングク
どうかしてますよね、俺…



ヒョンが俺の頭をそっとポンポンっとしてきた

ジミン
ジミン
おかしくないよ。一途なグガすごいと思う。
テヒョンアは自分がどんだけ幸せ者か気づいてない。
ジミン
ジミン
思い続ければきっと叶うよ
ジミン
ジミン
頑張れグガ!!
ジョングク
ジョングク
…っありがとうございます…


その後、少しの話をしてジミニヒョンは満足気に帰って行った。




ジミニヒョンの言葉が再生された。



『思い続ければきっと叶う』




その可能性は、低いかもしれない。





だって、ヒョンには恋人がいるから





でも、もし、1パーセントでも可能性があるのなら






信じてみても良いじゃないか






もう、忘れようとするのはやめた





テヒョンイヒョン










必ず








貴方をもう一度振り向かせてみせます__





to be continued...

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