第23話

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2021/04/05 12:17
テヒョンside


今日はインタビューの日だった。



俺とグガはもちろん、お互いが1番遠いところに座らされる。



インタビュー中ふと視線を感じ、横を見るとグガが俺を見つめていた




そして、“lLYサイン”をしてきた



(そんなことしたら、怒られちゃうよ…)



そう思った。けど、嬉しくて誰にもバレないようにさり気なく俺はサインを送り返した。




グガはそれに気づいたのか、ニコニコして俺を見たあと、また前を向いた。






テヒョン
テヒョン
(可愛すぎるだろ…)
テヒョン
テヒョン
(はぁ今すぐキスしたい…)




俺はもう、グガに夢中だった










それが嬉しいことなはずなのに…
































少しだけ、苦しかった
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
〜宿舎〜


俺が疲れてソファに座っている時、グガが部屋にやってきた。





ギュッ







テヒョン
テヒョン
おっと





勢いがすごすぎて、後ろに倒れるとこだった。






グガからこうやって抱きついてくるのは珍しい
どうしたんだろ…





ジョングク
ジョングク
宿舎でしかこうやってできないなんて、寂しいです…





嗚呼、グガも俺と同じ気持ちだったんだ。






俺は、嬉しくて










グガに甘い甘いキスを落とした。








こんなことしたら








もっと好きになってしまうのに、、





┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


俺は、甘いキスを終えた後眠たくなってグガと一緒に布団に入った。





少し目をつぶった







グガは俺が寝たと思ったらしい





ジョングク
ジョングク
ヒョン…




クガが俺を呼んだ。







起きようと思ったけど、止めておいた





ジョングク
ジョングク
ヒョン…俺たち大丈夫なのかな…






予想外の言葉に俺は、一瞬息をするのを忘れていた。






言葉の内容はもちろん驚いた。でも、
























グガの声が震えていたことに1番驚いた



















その時思った。






俺と一緒にいたら
























グガは傷だらけになってしまう。



























俺は、グガを幸せにすることはできないんだ















to be continued...

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