目が覚めると横にテヒョンイヒョンがベッドにもたれ掛かる形で寝ていた
ああ、ヒョンずっとそばにいてくれてたの?
ヒョンも疲れているのに…
申し訳なさがありながらも、密かにグクは
「この時間がずっと続けばいいのに」と思っていた。
それにしても本当に綺麗な顔だな…
高い鼻に、美しい顎のラインずっとみていたら引き込まれてしまいそうだ。
その時ヒョンが目を覚ました。
どこまでも優しい
あっヒョンが行っちゃう。さっきまでずっと一緒だったから、急に寂しさが襲ってきた。
「もっとヒョンたちに甘えていいんだよ??」
甘えて…みよっかな
テヒョンがドアの少し手前で足を止めた
グクは顔を赤くして下を向いた
あー引かれたかも。そうだよね急にこんなこと言ったらびっくりするよね
グクはそう言うとまた寝ようとして布団に入ろうとした。
するとテヒョンがゆっくりと近づいてきた。
そして、、
ベッドに座っているグクに包み込むようなハグをした
ヒョンの匂いが落ち着く
好きかもしれない。
グクは心の隅でそう思っていた。でも、ヒョンにとってはただの弟なんだろうな…
そう思うと悲しくなってくるけど、今は忘れていたい。
2人は一緒に下へおりた
ヒョンの顔が少しだけ赤く色付いて見えたのは
きっと気のせいだろう…
to be continue...
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!