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第71話

成績上位
五教科合計
1、500点 空閑 柚稀
2、499点 燎 颯斗
3、498点 矢野 琴葉


そう書かれた紙を見て、柚稀が廊下に響くくらいの大声ではしゃいでいた。
空閑 柚稀
やったぁ〜!!!今年の誕生日、あのSweetAngelのワンホール!!!
燎 颯斗
うわっ!マジか〜!!満点はない〜
各教科の成績も発表されていたが、いくつもの教科がある中、どれを見ても柚稀が1位だった。
流石、元特待生…。
三室 弥生
あ、潤。どうだった?
坂上 潤
五教科合計19位だったよ!多分、英語で落としちゃったのがかなり効いたんじゃないかなぁ…でも、赤点は回避したから大丈夫!
三室 弥生
19位!?凄いじゃん!
大会がかかっていることもあり、学年上位にバスケ部が集中していた。


でも…
女子
ねぇ、潤…。私、国語で赤点とっちゃった…。
坂上 潤
そっか…
そう言ってきたのは、レギュラーの女子。
女子
本っ当にごめん…
坂上 潤
ううん!大丈夫!だって、強化合宿の間頑張ったんだから、それで赤点だったんなら、しょうがないよ。
三室 弥生
じゃあ、他の子が試合出るの?
坂上 潤
まぁ、決めるのは雪村先生だからね…
そんなことを話していると…
矢野 琴葉
嘘、でしょ…?
乾き切った声を漏らしていたのは琴葉。
沙羅が少し心配そうな表情で琴葉を見ている。
夕凪 沙羅
こ、琴葉…。大丈夫…?
矢野 琴葉
全然…もうみんなと遊べないよ…。スマホも取り上げられて、もしかすると、学校も辞めるかも…
夕凪 沙羅
嘘…
楪 千棘
え、琴葉。学校辞めんの?凄い残念なんだけど。
他人事のように言われたイラついたのか、琴葉の眉間に一瞬だけシワがよった。
教室に戻ろうとした時、怜央に呼び止められる。
桃原 怜央
矢野のやつ。3位だったな。
三室 弥生
ね、ほんとどんまいだよ。
桃原 怜央
学校、来れないようにするか?
三室 弥生
でも、もう来なそうだよ?
桃原 怜央
可能性じゃなくて、絶対に。
三室 弥生
そんなこと出来る?
桃原 怜央
ああ、出来る。耳貸してみろ。
私は言われたように耳を寄せた。
怜央に言われた内容に私は笑みを浮かべる。
その内容なら、絶対に落とせる…!
三室 弥生
ねー、沙羅。
夕凪 沙羅
なーにー?
三室 弥生
ちょっと、スマホ貸して?
夕凪 沙羅
何に使うの?
三室 弥生
面白いアプリ見つけたから、沙羅にも入れて欲しくて!
夕凪 沙羅
おっ、ならいいよ〜
アプリなら前に入れて楽しかった暇つぶしゲームを入れとけばいっか。
そんなことを思いながら、受け取った沙羅のスマホをいじる。
少しいじると、沙羅にスマホを返した。
三室 弥生
この暇つぶしゲームがすっごい面白くてさ〜!是非、沙羅も遊んでみて!
夕凪 沙羅
りょー!あ、弥生。
三室 弥生
ん?
夕凪 沙羅
今日、Infinity劇団の練習見に行くからさ、終わったら一緒に行こ!
三室 弥生
うん!分かったよ!
私はそう言い、教室に戻った。
私は自分の席に戻ると、スマホを確認して、一人で微笑みを浮かべていた…。