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第82話

………。
あぁ、今日も疲れた。
そう思いながら、✕は自分の部屋のドアを開けて、電気をつけずに中へと入る。
閉められたカーテンを開け、月明かりを部屋へ。


荷物を捨てるように床に投げ、✕は座る。
あれから、もう7年。
あの子は元気にしているだろうか?
ずっと会えないのが寂しいし、何より辛い…。
???
…何で✕を守った?
✕以外は誰もいない部屋の中で✕は呟く。
………聞いたところで無駄か。誰も答えない。
写真たての✕とあの子の写真を見ながらそう思う。
そして、クローゼットからノートを取り出した。
「復讐計画書」
タイトルたった五文字のノート。
だが、これは✕にとって大切なものだ。
壁に貼り付けられたアイツの写真。
✕は写真に向かって、ダーツを放つ。
お前らだけは…絶対に許さない……。
「ご飯だよー」
声が聞こえ、✕はノートをクローゼットに戻した。
???
2学期の間にお前を落とす…
✕はそう呟き、顔面にダーツが刺さっている人が映る写真がある部屋を後にした……。








































私は強い衝撃を受け、目を覚ました。
男子
うわっ、コイツ。ふらついてんぞー!
女子
ちょっと、やめなよ男子〜
男子
はぁ?コイツが悪いんだろ?
周りを見ると、教室。
だけど、それは千代瀬高校じゃない。
私を囲んでいる子達も高校生じゃない。
……………小学校だ。
女子
てか、マジでそいつウザくね?
女子
ねー。
すると、私の口が勝手に動いた。
女子
うるせーよ、カス。
口から出たのは威圧する女子の声。
でも、少し震えてる気がする。
女子
はぁ?アンタ、何様のつもり?
そう言ったのは、女子が囲む中心にいる2人の内の1人。もう1人も睨むような目で私を見ている。
その2人は何処かで見たことがあるような顔をしていた。
女子
ほんと。ウチら、✕✕に関わるなって言ってるだけなんだけど?何で理解することが出来ないわけ?
男子
頭悪いからに決まってんだろ!
女子
そーだよー。馬鹿には理解出来ない!
女子
強者が弱者を守る、当たり前でしょ。
私の口から出た言葉に教室がシンと静まりかえる。
すると、誰かが…
女子
何言ってんの?死んだ方がいいんじゃない?
男子
そうだそうだ!死ーね!死ーね!!
みんながのっかって「死ね」とコールする。
何故か段々と息苦しくなっていく。
体が勝手に動き、背後の開いている窓を見た。
待って……嘘でしょ…?
意識で止めようとしても、体が勝手に動き、窓枠に片足をかけた。
その行動にクラスから歓声が上がった。


待って、死にたくない。死にたくない。死にたく…
???
何やってるんだよ!?!?
教室の扉が勢いよく開けられて同時に聞こえた声。
その声に私は振り返る…
女子
✕✕…。
男か女かも分からない子がそこに立っていた。
この子は誰?服装的に男?
走ったのか髪がぼさっとして顔が見えない。
???
なぁ!何するつもり!?やめろよ!!
男子
おい、✕✕!黙れよ!!!
女子
いつもは何も言わないくせに今日はうるっさいなぁー
女子
せっかく、面白くなりそうなのに。
???
離せ!!触るな!!!!!
その子は暴れる。
男子が何人がかりで押さえその子は動けなくなってしまった。
すると、あの中心にいる女子が笑いながら…
女子
さぁ、続きをどうぞ?
???
✕✕!!やめろ!!!!!
男子
うっせーよ!!!
男子がその子の頬を思いっきり殴る。
その子がむせるのを無視して、私は窓枠に立った。
その行動を見て、絶望したような顔でその子が…
???
✕✕…どうして……?
その質問に涙を流しながら、口が動く。
女子
………✕✕、最後まで守ってあげれなくてごめん。
そう言って、体がゆっくりと後ろに倒れる。
視界が空一面になる寸前、その子が押さえんでいる男子を押しのけて私の方に近付き、手を伸ばす。
しかし、あと数cmのところで届かない。


視界が全て空になったところで、私の体は地面へと吸い込まれていく。
嘘でしょ?私、何してるの?
このままじゃ、下に落ちて死ぬ。嫌だ。
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。
死にたくない、死にたくない、死にたくない。
そんな願いはスグに儚く消えて……

























グシャッ……!!