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第3話

転校生
休み時間、紅音が私のところに来た。
八神 紅音
久しぶりだね!桃香!
桐山 桃香
小学校ぶりかな?
八神 紅音
うん!
この子は八神紅音やがみあかね
小学校の頃、クラスが同じで仲がよく、親友と言えるくらいだった。
中学校に入学と同時に親の仕事関係で遠くに
引っ越したからもう会えないと思ったのに…
桐山 桃香
お父さんの仕事場所戻ったの?
八神 紅音
そう!家の場所も小学校の頃と
同じになったから、良かったら
遊びに来てね!
桐山 桃香
勿論!
寺島 麗美
紅音ちゃんは桃香の知り合い
だったの?
桐山 桃香
うん。小学校の頃同じで親友
だよ。
新村 有咲
へぇ〜…
少し安堵した表情を浮かべる有咲。


そうですね。これでペア作りでもめることは
なくなるもんね。
別に有咲とは仲良くする気はない。
私は麗美と仲良くしたい。
ほんと、邪魔だよ…。
心の中で溜息をつくも、笑顔は崩さない。
人の癪に触るようなことはしない。
そうしないと、1軍に目をつけられてしまう。
それは今後の生活にかなり響くし。
八神 紅音
桃香、元気だった?何か楽しい
こととかあった?
自分がいなかった間のこっちの出来事が気になる紅音。
その瞬間、とある記憶が脳内をよぎる。
脳内に響く嘲笑う声。
目の前の人を見る蔑んだ目。
何回も嗅がされたゴミとトイレの臭い。


体温が下がった気がした。
桐山 桃香
……。
八神 紅音
桃香?
桐山 桃香
…あ、楽しかったよ!えっとー
体育祭のクラス対抗大縄とかが
思い出深いなぁ。
八神 紅音
楽しそう!高校になったから、
もっと楽しいことがあるかな?
凄い楽しみ!
紅音は嬉しそうな笑顔を浮かべる。
麗美と有咲は顔を見合せ、不思議そうな表情を浮かべていた。
あのことは誰も知らなくていい。
絶対に…絶対に他の人にバレちゃいけない。
バレた瞬間、いじめられる…。
考えるだけで凄い心臓が痛い。
ここから今すぐにでも立ち去りたい。


そんな気持ちを抑え、私は座っていた。
桐山 桃香
紅音はどう?
八神 紅音
私はねー、何かクラスで野菜を
育てたりした!それで最後に、
育てた野菜を食べたり!
寺島 麗美
へぇ!紅音ちゃんの通っていた
学校も楽しそうだね!
八神 紅音
楽しかったよ!でも、これから
の生活も楽しみだな!
桐山 桃香
きっと、楽しいよ。
そう言って、私は笑いかけた。
おそらく、紅音は3軍で私と同じ地位。
1軍に逆らわなかったら楽しい生活だ。
八神 紅音
そうだといいな。
桐山 桃香
うん。