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第33話

密告
あのあと、有咲は帰宅部から脱出して、バレー部に入部していた。
どうせ、クラスの中で自分のカーストをあげたいの一心で入ったんだろう。
中学時代に経験があったのか前に見た時、2年目のバレー部の練習にもついていけてた。
桐山 桃香
……どうしよっかな。
峰本 沙月
何が?
広瀬 雪奈
ん?なになに〜?
私の独り言が聞こえた沙月と雪奈が声をかける。
桐山 桃香
あのね、新村いるじゃん?
峰本 沙月
あぁ、アイツね。
桐山 桃香
ムカつくから何か出来ないかなって。
広瀬 雪奈
何それ、楽しそうじゃん〜!私も一緒にやりた〜い!
桐山 桃香
おっ、やる?
広瀬 雪奈
うん!沙月もやろーよ!
峰本 沙月
え、私も?まぁ…いいよ。
広瀬 雪奈
どんな内容がいいかなぁ…
桐山 桃香
まずね、沙月ちゃんに見せたいものがあるんだけど…
峰本 沙月
ん?
桐山 桃香
前に忘れ物して戻ってきたときので…
そして、私はあの時の動画を沙月と雪奈に見せた。
『…峰本、ふざけんな!!!!!』
『何がいい情報をありがとだよ!あれは麗美じゃなくて、ウチが日頃から思ってることだし!!バーカ!!!読者モデルとかで調子に乗ってんのはテメーだ!マジでウゼーんだよ!!!』
そう言いながら、沙月の机を蹴り飛ばしている有咲が映っている。
広瀬 雪奈
わぁ〜!凄い荒れっぷりでウケる〜!
桐山 桃香
でも、酷すぎるよね〜…
横目で沙月を見ると、眉間にしわがよって、両手を爪が食い込む程握りしめていた。
峰本 沙月
アイツ…ナメやがって…っ!!
これはこれは…ガチギレかな?
知らない間に机まで蹴り倒されてるもんねぇ…
心の中でそう笑う。
桐山 桃香
これを見たら、やっぱ相応の…いや、これ以上の苦痛を与えないと。
広瀬 雪奈
そうだね〜!どんなのが面白くて新村ちゃんが傷付くかなぁ〜!
峰本 沙月
……まず、タバコは言う。
広瀬 雪奈
あとは?
桐山 桃香
同じように机を蹴り倒してあげたら?自分がやられてもいいから人にすることが出来るんだもんね?
そうされて当然だ。
元から信用はしてないけど、先に裏切ったのは有咲なんだから、私は悪くない。
そもそも、証拠になるような発言をしたのが問題。
私ならもっと上手くやる。
一応、裏切り者なんだから、制裁を。
机を蹴り倒すだけじゃいけない。
教科書とか体育着をゴミ箱に捨てて、机にも大きな文字で「死ね」って書いてやろう。
別に根暗でも平凡人間って言われてもいい。
ただ…
『てか、何かいじめられっ子的なオーラが半端ないんだよね。』
自分に言いかける。
新村は絶対に許さない、って。
桐山 桃香
私にいい考えがあるよ!
私は笑顔でそう二人に言った。