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第130話

平和な日々へ?
私の時代がやってきて、2日目。
沙羅はみんなから見捨てられていたが、倉科君を後ろ盾にすることで何とかいじめは受けずにいた。


だが、他クラスにもこの状況は伝わっていて、みんなが冷たい目で沙羅を見ている。
私の周りには沙羅が消えた代わりに2軍の女子がよく来るようになっていた。
すると、教室の扉が勢い良く開かれる。
空閑 柚稀
おっはよ〜ございま〜す!!!
月城 楓
え…ちょっ…大丈夫?
空閑 柚稀
何が〜?いつも通りっしょ〜?何かね考え過ぎて考えることに疲れた結果こうなったんだよね〜
ガチ切れして、熱でぶっ倒れて4日ほど休んでいた柚稀は楓が引くほどテンションが異常だった。
すると、ニヤリと笑った颯斗が…
燎 颯斗
柚稀ー!猫の真似やってー!
男子
颯斗、流石にそれは空閑も ───
空閑 柚稀
にゃんにゃん♪
手まで猫の形を真似して、ウインクをしながらノリノリでやった壊れた柚稀。


それを見た燎君はお腹を抱えて笑い転げ、倉科君はそっと後ろを向いた。
三室 弥生
あそこまでなると凄い…
篠田 徹
すげぇ…
燎 颯斗
やっば!お、お腹痛い!!柚稀、ガチで終わってんじゃん!
井上先生
おっ、空閑ちゃん。治った?
倉科先生よりいつも早めに教室に来る井上先生が入口で壊れた柚稀を見てそう言った。
三室 弥生
先生…今、柚稀に話しかけると…
空閑 柚稀
ん〜?治ったよ〜!復帰祝いに購買で昼飯奢ってよ!澪晴〜!!
井上先生
いや、何で下で呼び捨てなんだよ。俺先生な。
月城 楓
何か柚稀、壊れましたよ…
空閑 柚稀
澪晴、ありがと〜!
井上先生
ちょっ、買うって言ってないぞ!?
あと何で呼び捨てなんだよ!
空閑 柚稀
弥生ちゃ〜ん!
三室 弥生
わっ!!
先生を無視して、いきなりこっちに来たかと思うと柚稀が思いっきり私に抱きついてきた。
すると、小声で…
空閑 柚稀
拓哉から聞いたよ〜…沙羅ちゃんが5軍に落ちたんだってねぇ〜…ほんとありがと〜…これで拓哉を助け出しやすくなった〜…
三室 弥生
!……
私が返事をしようとしたときにはもう柚稀は離れていて、入ってきた倉科先生に挨拶に行ってた。
三室 弥生
……。
あぁ、そうだった…柚稀は前の学校が同じだったから私の下剋上教室のことも知ってるのか…。
それにしても、まだ柚稀と倉科君が連絡を取り合ってるんなんて思ってもいなかった。
学校で仲悪いように見せてるってだけか…
三室 弥生
まっ、私の邪魔になるようなことをしなければ別にいいか…。
私は誰にも聞こえないように小さく呟く。
これで平和になるならなるで私の目的に支障はきたさないから問題無いし。
てか、そもそも私自身があまり調子に乗らなかったらいいだけだもんね。