無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第121話

絶交
倉科 拓哉
…お前らと関わるのはこれっきりだ。
燎 颯斗
はぁ!?
はっきりと言った倉科君の言葉に意味不明と言いたそうな声を上げたのは燎君だった。
燎 颯斗
ほんとどうしたんだよ…
倉科 拓哉
別に俺の勝手だろ?何をしようが俺の勝手で颯斗にも楓にも柚稀にもそれを決める権利なんかない。
月城 楓
……。
倉科 拓哉
絶交だ、今後一切関わらない。
空閑 柚稀
……勝手にすれば?
退屈そうに言ったのは柚稀。
でも、その目は怒っているようにも見える。
空閑 柚稀
別に嫌なら絶交でいいけどさ〜…二人とも、さっさと楓に謝ってくれないかな?絶交とかよりも非常に気分が悪いんだけど。
月城 楓
い、いや、柚稀。大丈夫…
空閑 柚稀
そんなわけない。
知ってるよ、楓が一番嫌いなこと。
燎 颯斗
あっ…
倉科 拓哉
……。
柚稀に言われ、何かを思い出したのか倉科君と燎君が表情を曇らす。
月城 楓
別に…絶交なら関わらないし、もう気にしないから、さ…。……柚稀、水飲み行こ?
空閑 柚稀
いいよ。
教室から出る寸前、琉希が柚稀に何かを言い、柚稀は苦笑いで返事をする。
そして、そのまま出て行くと柚稀と楓はその場から立ち去ったのだった。
燎 颯斗
……どうすんの。
倉科 拓哉
さぁな。
倉科君が俯いて、燎君の前から立ち去る。
廊下で1人になった燎君は小さく溜息をつくと、窓の外をじっと見て教室に戻ってきた。
井上先生
話を聞くか…。倉科先生も気になるだろうし…
井上先生が倉科君を追いかけいなくなったと同時に琉希が徹に絡み始めた。
八代 琉希
てーつ。
篠田 徹
何だよ。
八代 琉希
お泊まり会しようぜ!
篠田 徹
は?何処で?俺の家は無理だぞ?
八代 琉希
柚稀の家。
篠田 徹
………は?
八代 琉希
だって、俺の家狭いじゃん。
篠田 徹
いやいや、ならやめたらいいだろ。
八代 琉希
どうしても、徹に話したいことがあるんだよなー。
篠田 徹
今言えば?
八代 琉希
結構、真面目な話。
篠田 徹
放課後。
八代 琉希
誰に聞かれるか分からない。
篠田 徹
で、空閑の家?
八代 琉希
柚稀は信用してるから。
篠田 徹
分かったよ…。
八代 琉希
サンキュ!
空閑 柚稀
話まとまった?
八代 琉希
OKって!
空閑 柚稀
んー。じゃ、今日は琉依と夜、遊びに行ってくるから留守番も任せた。あとアイツらの面倒も。
八代 琉希
はいは〜い。あれ、楓は?
空閑 柚稀
帰った。まっ、自分も帰るけど。
八代 琉希
え。
三室 弥生
柚稀ちゃんも帰るの?
空閑 柚稀
気分悪いし。あんなバスケをガチに取り組もうとしない人には教えたくもないからさ。
そう言うと、柚稀は荷物を持っていなくなった。
三室 弥生
……。
今回はガチめの解散かな?
柚稀と楓は2人になりそうだけど、他の2人は楓の地雷を踏んでお互いに喧嘩。
十分。
取り敢えず、しばらくは何もないだろう。
でも、もう11月もあと1週間で終わってしまう。
………ん?確か体育祭って来週じゃ…
そのとき、教室に倉科先生が入って来た。
倉科先生
みんな席に着いてー!緊急で来週の体育祭の種目決めするよー!