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第40話

生配信
待ちに待った生配信の日。
私、沙月、綾は雪奈の家にお邪魔していた。


雪奈の部屋は明るくキャラにあったギャルっぽさが備わっている。


そして、机の上には大量のマニキュアと細かい飾りが入っているケースやピンセット。
鈴木 綾
うわっ!凄い量だね。
広瀬 雪奈
でしょ、でしょ〜?ネイルとか色んなのやってみたいから、色も多めに揃えてるんだ〜!
峰本 沙月
へぇ、あ、これって昨日発売の?
桐山 桃香
え!?もう手に入れたの!?
雪奈は自慢げにピースサインを見せ、笑う。
広瀬 雪奈
買ったけど、まだ試してないし〜?
みんなで使ってみよ!
鈴木 綾
生配信まで…あと、10分だね。
峰本 沙月
う〜ん、何する?
広瀬 雪奈
お菓子でも持ってくるよ!
雪奈が部屋を出て行き、3人で話していると、誰かのスマホが着信音を鳴らした。
鈴木 綾
誰か鳴ってるよ?
桐山 桃香
あ、私だ。ちょっと外すね。
戻ってきた雪奈とすれ違い部屋から出ると、廊下でスマホを取り出し、確認する。
【今日が生配信だけど、面白くなるのか?】
琉依からのメッセージ。


ファミレスで柚稀を待っていた時に、連絡先を交換してもらったのだ。
事前に今日、実行するって送ったからその再確認をしたいみたい。
【うん!今日、実行するよ!】

【生配信は3時間だけど、いつくらいが一番面白くなりそう?】

【計画が上手くいったらラスト30分くらいかな?】

【分かった。】

【あ、柚稀ちゃんにも伝えといて!】

【はいは〜い!桃香ちゃん、頑張れ〜!】
いきなり言葉遣いが変わって、柚稀は琉依と一緒にmeuの生配信を見るのが分かった。
【うん!楽しみにしててね!】
それだけ送り返すと、私は部屋に戻る。
鈴木 綾
誰からだった?
桐山 桃香
お母さんで今日の夜ご飯は何がいいかって。何でもいいのにね。
峰本 沙月
あー、たまにあるよね。そういうの。
私が適当についた嘘を信じた沙月が共感する。
広瀬 雪奈
あ、もう始まるよっ!
時計を見た雪奈はベッドの上に投げられた充電中のタブレットを手に取ると、アプリを開いた。
生配信はまだ始まっていないのに、「23,924人」とかなりの人数が配信開始を待ち望んでいた。
勿論、その中には私達もいる。
まぁ、私や琉依達は別の意味で楽しみだけど…
すると、「準備中」と書かれた画面が切り替わり…
meu
『こんにちは〜、meuだよ〜!』
背景が見えないように壁の前に座り、ダボッとした体型を隠す薄い長袖の服に顔を隠す大きめのマスクをして、高い声で話しているmeu。
これなら、筋肉質な体型も隠せるし、顔バレの心配もあまりしなくていいもんねぇ…。
meu
『今日はーフォロワーさんから質問とかが出来る生配信をして欲しい!って言うことで、初の生配信です〜!』
meuが映像の中でパチパチと拍手をする。
私は大声で笑いそうになるのを必死に堪えた。
meu
『いつも通り、ネイルテクを教えていきますがぁ〜皆さんのコメントの質問にも答えれる範囲で答えていきますので、是非、どんどん聞いちゃってください!』
広瀬 雪奈
何か聞いちゃう?
鈴木 綾
あ!ネイルのデコとか何処で買ってるとか気になる!
桐山 桃香
じゃあ…
【meuさんがいつも最後にネイルをデコするときに使う飾りとかって何処で買うんですか?】
雪奈のタブレットを借りて、そう打ち込むと、送信ボタンを押す。
meu
『ん?なになに〜?私が使う飾りは何処で買うんですか?えっとねぇ、私はいつもネットで買う!結構探したら、飾り屋さんみたいのがあるの!試して損は無いと思う!』
峰本 沙月
本当に答えてくれるんだ…
桐山 桃香
生配信って凄いね。
meu
『それじゃあ、早速!生配信のために考えてきた新作のネイルをしていきたいと思いまーす!』
画面の端に寄せられていたマニキュアを画面中央に持ってくると、まずはメーカー紹介から始まる。
meuは生配信ということでいつもよりテンションが高いように見えた。
めぐみにとって楽しい生配信でいいよ。
………まぁ…最後には炎上させるけどね…?