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第41話

突撃訪問
生配信が開始して2時間。
終了まで残り1時間のところで私は行動に出た。
桐山 桃香
ねー、せっかくの生配信で質問とかも出来るからめぐみも呼ばない?
峰本 沙月
めぐを?
桐山 桃香
ほら、この生配信見て勉強したら、少しはマシになるんじゃない?
広瀬 雪奈
あぁ!それいいかもね!この機会に、めぐもオシャレにしちゃえば!
鈴木 綾
電話してみよっか。
そう言い、綾がめぐみのスマホに電話をかける。
私は不自然に見えないように生配信を見ていたが、スマホの鳴る音はしない。マナーモードにしているようだ。
鈴木 綾
う〜ん、出ないね。
広瀬 雪奈
流石に買い物はそろそろ終わってるくらいっしょ!行ってみる?
峰本 沙月
私はパス、待つ。
鈴木 綾
私もちょっと休憩〜!
桐山 桃香
じゃあ、雪奈。2人で行く?
広瀬 雪奈
おっ!桃香も来てくれる?それじゃ、とっとと連れてこよ〜!!
行くと決まった瞬間、立ち上がると、雪奈が私の腕を掴みさっさと玄関に向かう。
私は半ば雪奈に引っ張られながら、片手でスマホを開くと…
【今から実行するからあと少しで動くよ!】
と、琉依に送る。すると、スグに…
【了解】
【面白いのを期待してるよ〜!】
琉依とおそらく柚稀が送った2件が表示された。
私はスマホを仕舞うと、靴を履き替え雪奈とめぐみの家へと向かう。
広瀬 雪奈
めぐ、いるかな〜?
桐山 桃香
いるんじゃない?
だって、生配信の最中なんだからさ…。
広瀬 雪奈
桃香はめぐはどんなネイルが似合うと思う?
桐山 桃香
そうだなぁ…緑とか?
広瀬 雪奈
あー、緑ねぇ…。
考えるように雪奈が腕を組む。
正直に言うと、何色も似合わないと思う。
めぐみなんだから。
あのめぐみがネイルをして来たら、笑いたくなる。
広瀬 雪奈
う〜ん…めぐに似合う色なんてあるのかなぁ。
桐山 桃香
…正直、無いかな。
広瀬 雪奈
だよね〜っ!
桐山 桃香
だって、めぐみだし。
広瀬 雪奈
するなら、やっぱ化粧からだよ〜
桐山 桃香
私も化粧だと思う。でも、一応meuの配信を見させて女子力の勉強するのもありだよね?
広瀬 雪奈
マシになるしいっか〜。
色んなことを話しながら、雪奈と歩き、めぐみの家に向かった。
桐山 桃香
あ、もう4時半だって。
広瀬 雪奈
えぇ!あと30分じゃん!急ご!
小走りで走ること1分、めぐみの家の前に到着。
桐山 桃香
じゃあ、呼ぶね。
私はそう言い、チャイムを鳴らす。
広瀬 雪奈
……。
桐山 桃香
……。
広瀬 雪奈
……出ないっぽい?
桐山 桃香
出ないね。でも、いるはず。
ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン…
何回も何回もチャイムを鳴らす。
でも、めぐみは出て来ない。
居留守とか、しぶといな…。
ま、生配信には何回もチャイムの音が聞こえているとは思うけど。どうしよっかな…。
考えた結果、子供っぽいことになるが…
桐山 桃香
めぐみー!!!いないのー!!!!
広瀬 雪奈
わっ、桃香。やる〜!
1回だけ大声でめぐみを呼んでみた。
だけど、出ない。
なら、それでいい。
桐山 桃香
…いないのかな?残念だけど、めぐみを誘うのはまた今度にしよっか。
広瀬 雪奈
だね〜…せっかく、めぐにも見てもらおうと思ったのになぁ〜
桐山 桃香
ほんと、残念…。
今回が最終配信となって、もう笑いのネタの動画を見られなくなるのが残念と思いながら、私は雪奈と雪奈の家へと戻ったのだった…。