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第43話

meu
2人が荷物を置いて、こっちに来たところで雪奈がmeuの話を始めた。
広瀬 雪奈
あ、昨日のmeuの生配信。何か不思議な感じだったよね〜
峰本 沙月
あー、ピンポン鳴りまくったりとか?
本郷 めぐみ
…へぇ、そんなことがあったんだ?
桐山 桃香
私はその時間見てなかったからよく分からないや。
少し動揺しているのが見て取れる。
綾は黙っていて、あまり乗り気じゃない。
でも…1人だけ抜けるとか許さないよ?
桐山 桃香
綾はどう思った?
鈴木 綾
え、あ、私?そうだなぁ、何か声とか聞こえたかも。
「声が聞こえた」と綾が言った言葉にめぐみの表情が一瞬固まる。
綾はあまり悪気が無さそうだったけど、一番meuがめぐみと確信させることを言った。
峰本 沙月
私も聞いた聞いた。めぐみ、って聞こえたんだけど…めぐ。昨日はさ、何処いた?
本郷 めぐみ
何。そのmeuさん?って人が私だと思ってるの?まぁ、昨日は話した通りにバスケの道具を買いに行ってたけど…
峰本 沙月
何時くらいまで?
本郷 めぐみ
夕方。
峰本 沙月
そんなに?
本郷 めぐみ
昼過ぎに起きたんだからしょうがないでしょ。
沙月の尋問にめぐみがイラついた声で返し始める。
すると、寝坊と主張しためぐみに、
広瀬 雪奈
ちょっと、めぐみ〜!嘘ついたらいけないんだよ?
本郷 めぐみ
え?
広瀬 雪奈
昨日のお昼くらいに新しく買ったって言ったバスケの道具の写真送ってくれたじゃん?しかも、部屋の中で。
本郷 めぐみ
あっ…
雪奈の主張にめぐみが一瞬たじろく。
しかし、その瞬間を沙月はしっかりと見ていた。
峰本 沙月
何。私に嘘ついたの?
本郷 めぐみ
ち、違うの!
峰本 沙月
何が違うっていうの。昼頃に雪奈に部屋の中で買い物の写真送ったって。
本郷 めぐみ
……。
言い返す言葉が思い付かないのか、めぐみが黙り込んでしまった。
教室にいる女子達も今の会話で静かになって、無言で私達の様子を伺っていた。
あーあ、証拠を残しちゃいけないよ。
バスケの道具を買って舞い上がっていたとはいえ、その写真を誰かに送るとか…しかも、部屋の中で。
心の中で笑いながら、雪奈に視線を移す。
目が合うと、雪奈はニヤリと笑った。
広瀬 雪奈
もしかして、あれじゃない〜?めぐがあのネイリストのmeu〜?
少し大きめの声で言った雪奈。
その言葉にmeuのことを知っていた数人の女子がヒソヒソと話し出す。
女子
え、あのめぐみちゃんが?
女子
嘘だ〜…ネイルとかしないでしょ…
まだ疑惑の段階…。それなら…
桐山 桃香
あれ、めぐみ?左の人差し指にまだ紫のネイルが残ってるよ?
本郷 めぐみ
嘘でしょ!?
めぐみが慌てて自分の人差し指の爪を確認する。
勿論、ネイルが残っているはずもなく、しっかりと手入れされている爪があるだけ。
本郷 めぐみ
……。
広瀬 雪奈
うわ〜っ!そんなに反応するってことはめぐがあのmeuだったんだ〜!!
女子
本当みたい…
女子
え〜…meuさんのこと結構、好きだったんだけどなぁ…meuさんがめぐみちゃんだと知るとなんか…
女子
帰ったらフォロー外しとこ…
そんなことを話し合う女子をめぐみが鋭い目付きで睨みつける。
めぐみに睨みつけられた女子達はさっと顔を背け、顔を合わせないようにした。
峰本 沙月
めぐがmeuだったとか…マジ引くわ。
広瀬 雪奈
ほんと〜、てか、よくあの生配信とかしようと思ったよね〜。
呆れた声と溜息をつきながら、まるで蔑むような目でめぐみを見る沙月と雪奈。


教室中からクスクスとめぐみを笑う声が聞こえる。
そんな中…
???
やめなよ。