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第66話

勉強
楽しい時間が過ぎて、半分が終わり、3日目。
三室 弥生
わぁ!すっごい綺麗!
坂上 潤
透き通ってる〜!
前日指導通りに3日目の海には多くの学生がいた。
思ってた以上に一般人も多く、砂浜や海の家が凄い賑わっている。
私と潤は持ってきた水着に着替え、決めた集合場所にいなくて、はぐれてしまった怜央と慶士を探していた。
三室 弥生
2人とも、いないね…
坂上 潤
そうだねぇ…
そんなことを話していると、ビーチボールが私の足に当たった。
三室 弥生
えっと…
拾って辺りを見回していると…
燎 颯斗
三室ちゃん!それ俺達の!
三室 弥生
あ、燎君の?どうぞ。
燎 颯斗
ありがと。坂上ちゃんと2人だけ?
坂上 潤
怜央と慶士とはぐれちゃって…
燎 颯斗
あー、さっきあの2人なら見た!
三室 弥生
何処に行くとか言ってた?
燎 颯斗
場所は言ってないけど、探すの疲れたって言ってたから砂浜にいる柚稀達の場所教えたからそこだと思うよ。
坂上 潤
何処にいるの?
燎 颯斗
向こうに青いパラソルあるでしょ?あそこにいるはず。
坂上 潤
分かった!行ってみるね!
燎 颯斗
はいは〜い。
手を振り、ビーチボールを取ると、走っていなくなり、私達は言われた青いパラソルに向かった。
三室 弥生
あ、いたいた〜!二人とも〜!
伊原 慶士
おっ、やっといた。
坂上 潤
私達が迷子ってことになってるし…
潤が少し呆れた表情を浮かべる。
パラソルの前では、慶士と楓の2人で本格的な砂の城を作っていて、日が当たらないパラソルの下では怜央が柚稀に話しかけていた。
三室 弥生
その城、クオリティ高くない?
月城 楓
まぁな。ここ来てからずっと作ってたから。
伊原 慶士
俺も手伝ったんだぜ!
三室 弥生
おぉ。
桃原 怜央
揃ったし遊ぶか。じゃあな。
空閑 柚稀
バイバーイ
怜央がまだ城作りしたいという慶士の背中を押してパラソルから離れ、私達はその後をついて行った。
桃原 怜央
本人曰く、いないらしいぞ。
その言葉に潤と慶士は不思議そうな顔をしていた。
だけど、私には伝わっている。
三室 弥生
そっか。
千代瀬高校の生徒が泊まるホテルで夕食の時間。
食べていると、視界の隅で必死に何かを書いている人がいるのが見えた。
楪 千棘
琴葉。夜ご飯くらいちゃんと食べた方がいいんじゃない?
夕凪 沙羅
そうだよ〜!せっかくの沖縄なんだし少しは勉強を休憩してもいいんじゃないかな。
矢野 琴葉
駄目、駄目なの。次のテストで学年1位を取らないと。
修学旅行まで来て、勉強ねぇ…。
本当に命かけるような勢いで勉強してるし…。
榎本 凌久
毎回、何故か燎が学年1位だからな。
八代 琉希
でも、あれだろ?今回はバスケ部赤点取ったら大会出れないんだろ?
夕凪 沙羅
そー、補習と重なってるからね。勉強兼強化合宿が今週末にあるよ。
篠田 徹
なら、難しいんじゃないか?
矢野 琴葉
もぉ、そんなこと言わないでよ。必死にやってるんだから。
夕凪 沙羅
ごめんごめん。
八代 琉希
そういや、沙羅。バスケ部転校生が2人入ったけど、どんな感じ?
勉強熱心な琴葉を置いて、私と柚稀の話が出てきて何か言われないかと少し心配になる。
夕凪 沙羅
楽しいよ!弥生がね〜、演劇に興味があったのが嬉しいかな?今度、練習と公演を一緒に見に行くの!
八代 琉希
おっ、じゃあ、仲がいい感じ?
夕凪 沙羅
いい感じ!
楪 千棘
あたし達、あんま劇とか興味ないから気が合う子で良かったじゃん。
そんな声が聞こえて、ほっと安堵の溜息を零す。
どうやら、私は沙羅から好かれてる。
そして、トップの千棘が「良かったじゃん」と言っているから恐らく千棘の反感も買っていない。
八代 琉希
もう1人は?柚稀ちゃんだっけ?
夕凪 沙羅
あー、柚稀は何かと凄いって感じ?
練習メニュー1人1人で全部違うのを考えて、飽きないように適度にシューティングゲームとかしたり。
楪 千棘
あの野崎、動かないからやりたい放題出来そうだね。
夕凪 沙羅
てか、見ててすっごい上手だったから女バスに入って欲しかった〜…
榎本 凌久
女バスもまぁまぁ上手いだろ。
夕凪 沙羅
ありがと!
バスケ部に入って正解。
会話を盗み聞きして、そう思った。
取り敢えず、定期試験で成果を出そう。
琴葉なら簡単に落とせる気がする。
最後の夕食の時間もそんなことを考え、修学旅行は下剋上の材料集めに必死になって、そんなに沖縄の景色を見なかったことを私は修学旅行が終わって家に帰ってから、後悔した…。