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第34話

制裁
広瀬 雪奈
おっ、どんなの〜?
桐山 桃香
どうせまだ吸ってるんだろうし、その場面の写真を撮って、印刷して全クラスにばらまいてあげようよ。簡単に懲らしめるくらいじゃいけないって。
笑顔で話し、横目で沙月を見る。
沙月は私の意見を聞いて、面白そうと思ったのか、ニヤリと口角を上げた。
峰本 沙月
…楽しそうじゃん。
桐山 桃香
あとは机に落書きとか、教科書や体育着を捨てたりとか?
広瀬 雪奈
それを見る新村ちゃんの写真と動画も撮ろうよ!で、学校の掲示板とかに載せよ!
峰本 沙月
じゃあ、今日の放課後見張ってみる?
桐山 桃香
私はいいよ。雪奈は?
広瀬 雪奈
もち、OK〜
峰本 沙月
絶対に面白いことになりそう…。
そう言い、沙月が悪そうな笑みを浮かべていた…。


放課後になり、私達はそそくさといなくなった有咲のあとを追う。
有咲はまっすぐ家に帰ったが、スグに帽子を被り、私服姿で家から出てくる。
広瀬 雪奈
あ、出てきた出てきた…
すると、有咲は歩き出すと駅に向かった。
駅に着くと、そのまま電車に乗り、少し遠い駅まで移動する。
峰本 沙月
アイツもバイトでもしてんの?
桐山 桃香
前に聞いた時はしてないって言ってたよ。その後に始めたかは知らない。
駅から少し離れた街角。
そこには喫煙所が設置されていた。
そして…
桐山 桃香
あ、入った。
周りをキョロキョロと確認してから、有咲は喫煙所に入った。
広瀬 雪奈
ここまで来て、タバコ吸うのか〜
桐山 桃香
一応、あの髪と背丈だと大人にも見えなくはないもんね。
峰本 沙月
さっさと写真撮ってやろ。
沙月が近寄り、何気なく横を通り過ぎるときに有咲が吸ってる場面の写真をスマホに納めた。
広瀬 雪奈
じゃ!次は拡大印刷だね〜!
桐山 桃香
近くまで戻ろ?ここで見つかったら、明日の反応が面白くない。
広瀬 雪奈
あ〜…それもそうだね。桃香、ナイスアイデア!
私の意見に納得したのか軽く頷く雪奈。
そして、私達は学校近くのコンビニまで戻ると、そのコンビニで出来る最大の大きさまで拡大して有咲がタバコを吸う写真を印刷した。
その間、沙月と雪奈は意外にも私に割り勘の意見を出してきて、3人平等にお金を払う。
峰本 沙月
明日は7時に学校集合。そうすれば、他の人が来る前に全部の教室に配ることが出来るし。
桐山 桃香
うん。
広瀬 雪奈
りょーかいっ!
そう言って、私達は別れた。


そして、次の日。
予定通りに7時に行くと、既に沙月と雪奈が下駄箱で待っていた。
桐山 桃香
あ、ごめん。遅れた?
峰本 沙月
別に今来たとこ。早く行くよ。
各教室の黒板に拡大した有咲の写真を貼る。
全クラスに貼り終わったところで、私達は一旦学校を出て、近くの公園に行った。
広瀬 雪奈
やっば!めっちゃ新村ちゃんの反応が楽しみなんだけど〜!!
峰本 沙月
ほんと。色々と楽しみ。
写真を貼った後、私達は教室に行って、有咲の机を教室の角にやって落書きして、体育着をゴミ箱に捨てて置いた。
そっちの反応も楽しみだなぁ…。
そう思いながら、学校の一般生徒登校のチャイムが鳴って少しして、私達は再び学校に向かった…。