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第29話

2人のバイト?
井上 澪里
最近は来ていなかったのに…
女の子
でも、柚姉達が行ったから大丈夫だとは思うよ!
井上 澪里
それなら、安心だね。外にいるみんなに中に入るように伝えて。
女の子
はーい!
駆け足で女の子が出て行く。
そして、しばらくすると…
コンコンッ!
井上 澪里
二人とも、そこの物陰に隠れてて。
桐山 桃香
分かりました…!
鈴木 綾
はい…!
言われた通りに隠れると扉が開いた。
空閑 柚稀
あ、澪里ちゃん。仕事中だった?
井上 澪里
ううん、大丈夫。どうだった?
如月 琉依
もう来ないって言ってましたよ。あれだけやれば来たくても来ないとは思いますけどね……
井上 澪里
ありがとう!いつも感謝してる!
空閑 柚稀
いえいーえ!みんなの夜ご飯作りとか手伝ってもいい?
井上 澪里
え、悪いよ!聞いたとこだとお菓子や飲み物までもらったって聞いたし…
空閑 柚稀
いいのいいの!澪里ちゃんはいっつも頑張ってるから!ね、琉依?
如月 琉依
うん。全然気にしなくて大丈夫です。意外と楽しいんで。
井上 澪里
じゃあ…お言葉に甘えてお願いしちゃおうかな…。
空閑 柚稀
じゃ!あとで来てねー。
会話が終わり、扉が閉まると「もういいよ」と声が聞こえ、私達は席に戻る。
桐山 桃香
さっきのお菓子って自腹だったんだ…
井上 澪里
いつもそうなのよ〜…
鈴木 綾
あの2人ってここでバイトしているんですか?
綾が本題を自然に聞いてくれた。
井上 澪里
私は柚稀ちゃん達にバイトとしてお金を払いたいんだけど、2人が要らないっていつも言うの。
鈴木 綾
つまり、タダ働きってこと!?
桐山 桃香
あの二人が?
井上 澪里
そう。2人はボランティアだから別に何もしなくてもいいって。さっきの人達が来た時も追い返してくれて…せめての気持ちでお菓子とかは渡してる。
鈴木 綾
マジかぁ〜…
桐山 桃香
……。
意外…。
バイトじゃなくてボランティアであんなに働いてたなんて…。
しかも、あの琉依と柚稀が……
桐山 桃香
……本当に驚きです。
鈴木 綾
ほんと、それな。
桐山 桃香
そう言えば、仲が良さそうでしたけど何か繋がりがあったんですか?
井上 澪里
ん?私は昔、柚稀ちゃんのお母さんにお世話になってたの。
桐山 桃香
そうだったんですか!それはあんなに仲が良いのも納得です!
井上 澪里
結果としては柚稀ちゃん達はバイトはしてないよ。じゃ、私も夜ご飯のお手伝いに行かないといけないから…このくらいで話を終わって大丈夫かな?
鈴木 綾
はい!ありがとうございました!
井上 澪里
いえいえ。外も暗くなって来たから気をつけて帰ってね。
桐山 桃香
はい。
帰りに廊下を通った際、部屋の中では用意が終わった琉依達が子供達と遊んだり、少し大きい子には勉強を教えてたりしていた。
孤児院の門を出て、山道を下る。
すると…
鈴木 綾
あの2人は落とせそうにないね。
そう言い、綾は「お手上げだよ」と笑った……。