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第50話

降格
空閑 柚稀
琉依が桃香ちゃんに謝ったところを見た感じこっちも見たよ〜。峰本が何だっけ〜…確か"にゃんにゃんこメイドカフェ"ってお店に入っていくとこ。
広瀬 雪奈
にゃんにゃんこ…っ!?
お店の名前に雪奈が我慢出来ずに吹いた。
それを見た沙月は顔を真っ赤にして、柚稀の前まで行くと、思いっきり頬にビンタをした。
空閑 柚稀
……痛いんだけど。
峰本 沙月
うっせぇ!空閑!!!てめぇ、調子こいてんじゃねーよ!!!!!
ガチギレした沙月が柚稀の胸ぐらを掴む。


すると、何処からか…
女子
…最っ低。
そんな声が聞こえた。
女子
ねー、酷い酷い。
女子
メイドカフェで働いてたのは自分なのにそれがバレたらキレるとか…
女子
普通に人として最悪じゃん。
女子
柚稀ちゃん可哀想ー。ただ見たことを言っただけであんなに強くビンタされるとか。
色んなところから上がる沙月を非難する声。
女子
いつも思ってたけどさー、…調子乗ってるのって沙月ちゃんだよね。
その言葉を聞いた沙月はパッと柚稀から手を離したと思うと、その言葉を言った女子のところへ行き、思いっきり殴りつけた。
女子
痛いっ!!!
女子
きゃあああああ!!!!!
悲鳴をあげる子もいる中、沙月はやめない。
殴った子の前髪を掴み上を向かせると、往復ビンタを炸裂した。
峰本 沙月
私が調子に乗ってる!?ふざけたこと言うな!!!!!謝れ!!!
女子
だ、誰か先生呼んできて!!!
女子
私、行ってくる!
スグに先生が来て、暴れ続けた沙月は取り押さえられて、生徒指導室へと連れて行かれた。
先生
峰本さんがあんなに暴れた理由が分かる子いる?
と、沙月が連れて行かれる時に聞かれたが、みんなが「メイドカフェで働いていることがバレて勝手に暴れだしました。」としか言わなかった。


これで私や雪奈にも見捨てられた沙月は見事なことにトップから5軍へと落ちただろう。
その後の沙月は1週間の謹慎処分となったらしい。
モデルの仕事にも影響するんだろうなぁ。
まっ、悪いのは沙月だしどうでもいいけどさ…。















沙月が謹慎処分を受けた昼休みのこと。
広瀬 雪奈
ねーねー、桃香。
桐山 桃香
ん?
広瀬 雪奈
次はどっちがクラスを仕切る?
そう話を切り出した雪奈。
沙月が落ちた今、クラスの上に立つ人はいない。
広瀬 雪奈
ほら、あれじゃん?如月ちゃん達はそういうのに興味無さそうだし、ウチか桃香のどっちかかな〜って思う!
桐山 桃香
雪奈、やりたい?
広瀬 雪奈
少しやりたいって気持ちはあるんだけどさ〜…ウチ的には桃香の方がいいんじゃないかって思うけど〜っ?
桐山 桃香
え、いいの?
広瀬 雪奈
ウチより桃香の方がまとめ役には向いていると思うよっ!
桐山 桃香
じゃ、じゃあ、やる!
雪奈の言葉のトーンや表情から本当に私の方が適切だと思っているようだ。


だから、よそよそしく言っておいたが、内心ではもう騒ぎまくるパーティー状態だった。
クラスのトップに立てた…。
私の下剋上は最後まで成功したんだ!
これで……やっと、紅音が学校に来れる…。