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第37話

交渉
桐山 桃香
そのことが話したかった。
如月 琉依
別に考えてやってもいいけど…私にも用事はあるから、柚稀も呼んでいい?
桐山 桃香
全然、いいよ。
琉依が柚稀にメッセージを送って、約10分後。
中性的な服装の柚稀がやって来た。
空閑 柚稀
ん?来てみれば、桐山ちゃんと琉依が一緒にいるなんて珍しいね。
如月 琉依
まぁ、いいから。隣座って。
空閑 柚稀
はいはい。
琉依の隣に座った柚稀はメニューを手に取り、次々にデザートを頼んでいた。


やがて、注文したものが全て柚稀の前に並ぶ。
如月 琉依
どんだけ食べる気…
空閑 柚稀
こんだけ〜
桐山 桃香
凄いね…
空閑 柚稀
まぁまぁ。ちゃんと話は聞くよ〜
桐山 桃香
えっと…私、今のクラスのカーストをぐちゃぐちゃにしたいんだ。
空閑 柚稀
ほらぁ、琉依!やっぱり、桐山ちゃんで正解だったでしょ?
如月 琉依
ああ…
桐山 桃香
柚稀ちゃんも知ってたの?
空閑 柚稀
うん。だって、琉依と孤児院に行ってたの尾行してたよね?
その言葉にずしっと体が重くなった気分になる。
空閑 柚稀
雅がバイトしてたのバレたって言ってからスグだったから、もしかしたら、桐山ちゃんが雅のバイトをバラして、次にこっちの弱みを探そうとしてるのかなって。
桐山 桃香
その通り…
私の下剋上を悟ったのは柚稀だったのか…。
本当に柚稀の言う通りで何も言えない。
如月 琉依
で、桐山が峰本達を潰すのに協力をしてくれないかって話。…あ、ちなみにまだこっちのことは狙ってる?
桐山 桃香
いや、完敗だよ。
お手上げ状態と手を上げて私は苦笑いを浮かべた。
如月 琉依
柚稀、どうする?
空閑 柚稀
どっちでもいいけど?
如月 琉依
たまには自分で決めなよ。
空閑 柚稀
えー…じゃあ、いいよ。手伝う。
如月 琉依
雑…
桐山 桃香
いいの?
空閑 柚稀
うん。
如月 琉依
まぁ、やるのなら確実に潰すからな。途中でやめるとか、裏切りは無しだ、
桐山 桃香
勿論。
この「勿論」は本気で裏切る気0の返事だった。
1軍のヤンキー系が味方なら、やりやすい。
空閑 柚稀
まずは誰?
桐山 桃香
めぐみ。
如月 琉依
本郷ね…。
桐山 桃香
雪奈と綾は使えるから後回し。沙月はメインだから。
空閑 柚稀
桐山ちゃん、いい性格してる〜
面白そうに柚稀が笑みを浮かべる。
如月 琉依
こっちは何をしたらいい?
桐山 桃香
私も探すけど、めぐみの弱みを探すのを手伝って欲しいの。私が周りの子に聞いたら私より力が強いめぐみに言いつける可能性があるから。
如月 琉依
情報収集か、それなら柚稀だね。
空閑 柚稀
了解!…てか、本郷の弱みくらい知ってるけどね。
桐山 桃香
えっ!?本当に!?
いきなり大声を出してしまい、周りからの視線が私に集まり、驚いた柚稀はむせていた。
空閑 柚稀
うっ…ゴホッ…ゴホッ……
如月 琉依
ちょっ、柚稀…
桐山 桃香
あ、ごめん。ついつい…
少しして調子が戻ったのか、柚稀が静かになる。
空閑 柚稀
びっくりした…。
如月 琉依
ずっと食べるからでしょ。
空閑 柚稀
しょうがないって。
桐山 桃香
あ、柚稀ちゃん。めぐみの弱みを知っているって本当?
空閑 柚稀
勿論。
桐山 桃香
教えてくれない?
空閑 柚稀
いいよいいよ。協力してあげるって決めたんだから。
ニッと笑うと、柚稀は2本の指を立てた…。