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第90話

プロ指導
福留 司
でも、問題はあの3人をどうやって離すかだよな。
三室 弥生
まぁ、そうだね。
大野 優花里
ん〜、倉科君はバスケのことに関しては厳しいからねぇ…あ!柚稀ちゃんが来る日に毎回男バスのボールどれか1つに画鋲を沢山刺しとくとか!
三室 弥生
それだったら、昼休みにでも刺しとけばいいもんね。
福留 司
俺、体育委員会で体育館の用具担当だし画鋲刺すくらい出来る。
三室 弥生
じゃあ、次来た時にやってみる?
福留 司
おう!
大野 優花里
やろやろ!
三室 弥生
それじゃ、そんな感じでよろしく!
そう言い、私は階段から離れて教室へ向かった。


全て、あの2人がやってくれるから私の手はわざわざ汚くならないっと…あとは……
……怜央をどうやって1軍に上げるか…。
最初は徹を落として、怜央を持ち上げようと思っていたけど、徹の彼女になったしそんなことはしたくない。
まぁ、普通に徹を落とすのは何か嫌かな…。
凌久を落とすのは至難の業。
でも、柊真達がネタを探してくれているから今下手に動いて見つかる可能性があるなら、私は動かない方が安全。
となると、残っているのは琉希だ。
裏の顔を見ける気配が全く無いから、どう落とせばいいのかが分からない。
女子なら同じ部活じゃない千棘がいい。
凌久から嫌われたら、後ろ盾がいなくなるわけだから、みんなから嫌われている千棘がクラスの中でぼっちになるのは確実。
沙羅は雪奈と同じ感じだから使うのが得。
それと ───
女性
あのすいません。
三室 弥生
はい?
いきなり話しかけられ、変な声を出してしまった。
話しかけてきたのは30代くらいの女性。
三室 弥生
あ、ごめんなさい!どうしました?
女性
職員室はどちらでしょうか?
三室 弥生
えっと〜、そこの角を…って、昼休みで暇なので連れて行きますよ!
女性
ありがとうございます。
私は説明が下手だから教えるより、連れて行った方が圧倒的に早い。
無言で歩くのもなんだし…
三室 弥生
ちなみにどんなご用事ですか?
女性
野崎先生と雪村先生にお世話になっているのでご挨拶をと思って。
三室 弥生
……柚稀ちゃんのお母さんですか?
空閑 瑞稀
はい!もしかして、柚稀の同級生さんとかでしたか?
三室 弥生
クラスが同じです!
空閑 瑞稀
それはそれは!柚稀がいつもお世話になっています。
三室 弥生
こちらこそ!強化合宿のときは物凄い柚稀ちゃんにお世話になりました。今日はご指導をしていただけるって聞いたんですが…
空閑 瑞稀
柚稀は学校が終わり次第、千葉の方に行かないといけないので今日は引退後だけど私が特別指導を…
三室 弥生
よろしくお願いします!あ、職員室はここです。
空閑 瑞稀
わざわざありがとうございます。
私に軽く礼をすると、職員室の中に声をかける。
そして、雪村先生がやってくると談話室へといなくなった。
三室 弥生
特別指導って本当だったんだ…。
放課後、今日だけバスケ部は男女合同で柚稀のお母さんから特別指導を受けた。
練習内容は応用技のわかりやすい説明や、希望者との1on1など。


部活が終わった後には一緒に写真を撮ったり、中にはサインを貰ってる人もいた。
すると…
空閑 瑞稀
颯斗君、拓哉君。ちょっといいかな?
燎 颯斗
はい!
倉科 拓哉
何でしょう?
空閑 瑞稀
昔から柚稀と遊んでくれてありがとうね。家にいる時、いつも2人と楓ちゃんの話ばっかりしてるの。
燎 颯斗
いえいえ!俺達こそ柚稀がいたから、大会に優勝出来たんで!
空閑 瑞稀
それでね、2人にちょっとお願いがあるんだけど…
そう言い、鞄から小包を取り出すと2人に渡す。
空閑 瑞稀
これ、柚稀の誕生日プレゼント。
倉科 拓哉
予定入ったんすか?
空閑 瑞稀
うん…。外せない用事なの。それで渡す時間が無いから代わりに渡しといてもらえないかな?
燎 颯斗
渡しときますよ!
空閑 瑞稀
あとInfinity劇団を見て、思ったことがあってそのことも柚稀の誕生日に伝えといて欲しくて…
倉科 拓哉
伝言?
空閑 瑞稀
そう。どっちを選ぶのも柚稀の自由だけど、ちゃんと自分を持って、環境に合わせて嫌いにならないで…って。いいかな?
倉科 拓哉
了解です。
空閑 瑞稀
ありがとう。これからも柚稀のことをよろしくね。それじゃあ、今日はありがとうございました。
倉科 拓哉
夕凪。
夕凪 沙羅
あ、はい!
部長の沙羅と倉科君がお礼を告げ、部活は終わる。
そして、2日後。
柚稀が来たので作戦を実行したのだった…。