涼介side
ん、
授業中目が覚めたと思ったら
涼介!ねぇ!涼介ってば!
なに?俺今睡眠中なんだけど
今起きたでしょ!
お前が起こしたんだよ
まあまあ
んで、なに?
ここわかんないんだけど
は?そんくらい自分で考えろよ
しょうもないことで起こされたと思いまた寝ようと顔を伏せようとした時
待って!待って!お願い!
あとでなんか買ってあげるから!
は?そんなんで俺がお前の言うこと聞くとでも?
おねがーい!👀✨((上目遣い
あぁもうわかったよ。
どこがわかんねぇんだ?
ここ!
はいはい、これはな…
なるほど!ありがと!
おう
涼介意外と頭いいんだね!
意外とって失礼やん。てかさ、なんで真面目に授業受けてるお前よりずっと寝てる俺の方が頭いいんだよ。
さぁー?
おかしいだろ。お前こそ真面目に授業中受けろ
涼介に言われたくないやーい!
「そこ、何喋ってるんだ?」
あっ!なんでもないで〜す!
今まで俺に口答えするやつなんて居なかったのに。
これはとんでもねぇやつとダチになっちまったかもしれねぇな。
ーーーーーーーーーー
涼介やっぱり少しずつではあるけどあなたに心開いてるよね?
これ絶対あなた気づいてないやつやん
だってあの子ばかだもん
侑李!誰が馬鹿や!
あ!聞こえてた?ごめーん!笑
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。