そう言い放って部屋を出ていった涼介の目には…
きらりと光る涙が見えた
ーーーーーーーーーー
あなたside
やってしまった…
ちゃんと涼介に言われてたのに
私はそれを破ったんだ。
全ては私が悪いんだ。
涼介は何も悪くない。
ああやって怒鳴り散らすのも無理はない。
私はバカだ
ーーーーーーーーーー
涼介side
怒鳴ってしまった。
俺はあなたを傷つけないって心に誓ったのに
あなたのことが本当に好きだから嫉妬したっていうのに…
どうせあいつは鈍感だから気づいてねぇだろうな
ああやって怒鳴ったことに少しの後悔がある。
あいつは絶対自分を責めてるだろうな。
悪いのはあいつだけじゃないのに。
俺はバカだ
ーーーーーーーーーー
あなたside
本当に後悔している。
涼介、相当怒ってるだろうな
ーーーーーーーーーー
涼介side
俺はただ嫉妬しただけなのに…
俺はあなたのいる楽屋に走った
ーーーーーーーーーー
あなたside
｢素直にはならんぞ絶対｣
私は涼介が言ってた言葉を思い出した
ｶﾞﾁｬ
ｷﾞｭｯ
すっかりみんな仲直りして前よりもいい雰囲気になった。
ーーーーーーーーーー
嘘。本当は伊野ちゃんから聞いた
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