第42話

番外編:菜柚&槊
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2018/07/21 16:07
ー菜柚sideー
菜柚
ねーねー槊
私と槊は、私の部屋にいる。
今日は休日なので、勉強会兼お家デートをしている。
なんだ
槊は素っ気なく言う。
菜柚
ポッキーゲームって何?
お前…さらっと恥ずかしいこと聞くなよ
菜柚
え、そんなに恥ずかしいゲームなの⁉
…まあな、誰から聞いたんだよ
菜柚
なんか、柚登がこの前彼女とポッキーゲームしたって言ってたからさ~、「ポッキーゲームって何?」って聞いたら、「教えるかバカ、彼氏にでも聞け」って言われて
…そりゃそうなるだろうな
菜柚
で、どういうゲームなの?
まあやってみれば分かる
菜柚
へー、じゃあ今からやってみようよ!
…は?今から?
菜柚
うん!私槊とやろうと思って、ポッキー買ったんだよ!
…やろうと思った相手が俺で正解だな
菜柚
ん?何か言った?
なんでもない
菜柚
よし!ポッキー何本いる?2本?
1本
菜柚
え、じゃあどっちか食べられないじゃん!
食べられるよ。…まず、ポッキーの先端をかじって
菜柚
うん
…で、俺が反対側の先端をかじる。で、どんどん食べていって…
カッカッカッカッ…。
気付くと、目の前に槊の顔があった。
菜柚
え、ちょ、これって…!///
俺がかじるぞ
菜柚
ま、待って!
槊がかじった。
すると、唇と唇が重なった…と思いきや、


























私がかじっていたポッキーの先端が口からするりと抜けた。
菜柚
あ…
……なんでそうなるんだよ!
菜柚
え、あ、ごめん!
まあいい、俺が食べておく
菜柚
え、私欲しい!
私の言葉を聞かずに、槊が残りのポッキーを食べてしまった。
…まあどっちみち、間接キスってことだから
菜柚
え…え⁉
そんなに驚くか?普通
菜柚
だ、だって、全然意識してなかったもん!
はぁ…もうお前は無防備すぎだ
菜柚
ご、ごめん…
…ポッキーゲームなんかしなくても、普通にすればいいだろ
菜柚
え、何…んっ!
私が言っている途中で、唇を重ねてきた。
…菜柚、好きだよ
菜柚
…/////
顔真っ赤(笑)
槊が優しく微笑んだ。





その日の夜、私は柚登に説教した。
柚登
まあラブラブ出来て良かったんじゃね?
菜柚
そういう問題じゃない!
私の怒鳴り声は、槊の家まで聞こえていたらしく、翌日槊に怒られた。


ーENDー
作者
どうも!テンションの高い作者です!
いつも語彙力のない小説を読んでいただき、ありがとうございます!
この話は何となく書きたくなって、書きました!
ただの自己満足です!
番外編のリクエストもお待ちしているので、よければコメントしてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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