俺は喧嘩とは全く無縁の人生だった
勉強ばかりで他に取り柄はなかった
そんな時、高校でPCを
いじっていたら照に声をかけられた
はじめはイカツイやつだし
ヤンキーと関わることなんて
一生ないと思っていたが
照は話してみるとヤンキーって
感じはしなくてとても
好印象だった
プログラミングの事業を立ち上げたいと
話してくれた時に力になりたいと
思ったんや
SnowMan6人で事業を立ち上げて
しばらくした頃…
先代に
『SnowManのプレーンとして
照の力となれ』
そう言われた時になんとなく
照とやり合うことがわかってん
照が勝って頭になってからは
益々事業も安泰でSnowManも
メンバーが増えて…
でもやっぱり頭は良くないやつも
多いからこそ俺が教えていって
頭でも力でも勝てる奴らを
育てている時
「阿部は頼りになるけぇ」
そう言われたことがどれほど
嬉しかったことか
あの言葉を言われた時
一生照についていく
そう決めたんだ
だから俺はこれからも
SnowManのプレーンとして
知識を磨き続ける
照にNo.1で
居続けてもらうためにー
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。