俺と照は幼い頃から
ずっと一緒やった
SnowManのアジトの近くで
遊んでいる時、先代に
声をかけてもらって
そこからは毎日アジトにおった
遊びも喧嘩も友情もなにもかも
全部先代から教わったし
照がいなかったら俺もうここには
いないと思うんや
ある日、先代から
『岩本を支える右腕であれ』
そう言われてからは
『頭になりたい』
その思いはどこかに消え
『照の1番の理解者でありたい』
そう考えるようになった
照と先代が対決して
照が頭になってからは
2番手として照を支えとる
照は時々、突っ走ってしまうことも
あるから俺が止めなきゃいけないんや
照は感情を表に出すのが苦手で
SnowManがそれについていけなく
なりそうな時、俺がそっと
助言をしてみんなをまた連れ戻す
これが俺らのいい塩梅
照も言葉にはしないが
きっと俺のことを信頼してくれて
背中を預けてくれてると思うんや
これからのSnowManの2番手として
照を支えていきたいと思っとる
最近までは少しだけ
頭のポジションが羨ましいとも
思っとったけど…
照が日本のトップになって
やっぱこいつすげぇやって
思ったんや
これからも照についていくし
SnowManの頭であり続けて欲しいと
今は心から思ってるー
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!