第6話
3
《あなたside》
やっぱり、あのとき死んでればよかった。
お父さんにでもいじめっこでもに
"殺されればよかった"
そう、誰も受け入れてくれない。
この手の感じ…やっぱり変わらない。
同じ感覚。
はぁ、また涙。笑えないのに涙しかでない。なんで？？
いつもモトキさんは頭を撫でてくれた。すごく安心した。
そう言われて見てみた
いじめっ子からだった
でも同じ人から沢山。
恐る恐るみてみた
気がついたら、冷や汗をかいていて、手も震えているし
手汗が凄い
スッとスマホを取られる
ピンポーン
ﾊﾞﾀﾝ
そっか、もうモトキとはカレカノなんだ。
ずっと好きでいてくれるかな？
裏切らない？
殴らない？
見捨てない？
いじめない？
嫌いにならない？
あなたの頭のなかにはそれしかなかった。
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