第4話

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280
2023/05/18 09:00











終礼が終わり皆が教室を出ている時ピコンとスマホが鳴った









ロック画面にはLINEが1件
マネージャーからだ







💬 『今日撮影予定だったモデルさんが体調不良で来れなくなったの...その子があなたになら代理を任せるって言うから急なんだけど今からお願いできるかしら?』







あなた
今日....今からって事?!






ほんっと
七瀬(マネージャー)さんは急なんだから...




でも、断る理由なんてないし
何より任せれると言われたならその期待に応えるのみ








💬 『撮影引き受けます❕』









私がそう返信すると数秒で既読の文字がついた








💬 『あなたならそういうと思ってたわ😉もう高校へ向かっているから正門のところで待っててね🚗💨』







これ絶対最初から私にさせるつもりだったな...













とりあえず正門に向かわなきゃ。
そう思い私はリュックを片手に通し教室を後にした














侑side






あっかん!!はよ部活行かな北さんに怒られる!!







職員室に呼び出され、論国教諭の長い説教を聞かされ部活を遅刻した







あのハゲどんだけ話すねん!!
長々話せばいいっちゅうもんやないやろがい!!







急いで体育館へ向かっていると正門付近に見覚えのあるシルエットが目に入った






宮侑
あれって確か





三つ編みおさげの丸メガネ







昼間角名と話しよった女やん

天海とか言うたっけ?







女は正門に止まっている黒のワゴン車に手を振りながら駆けつけて行った







あなた
七瀬さん!




女が走っていった先には40代くらいのスーツを着たおばさん







なんやあの眼鏡女
めっちゃ元気ええやん







七瀬さん
あなた!早かったわね
七瀬さん
ささ!早く車に乗ってちょうだい
あなた
そ、そんな腕引っ張んないでくださいよ
七瀬さん
ま〜やだ照れちゃって♡
あなた
( 照れてない... )




七瀬さん
てかもう学校終わったんだから変装解いちゃなさいよ♡
あなた
!?わ、ちょ、、




あのおばさんめっちゃ強引やな...笑






七瀬と呼ばれるおばさんは女のメガネをそっと外し髪を結っているゴムを解きわちゃわちゃっと何かをしていた




七瀬さん
よし!いつものあなたね
あなた
いつものって....
( 相変わらず元気な七瀬さん... )







満足気に微笑むおばさんがそっと女から離れると眼鏡の姿がはっきりと見えた

そして俺はその姿に衝撃を受けた









宮侑
嘘やろ........







そこに立っていたのはさっきまでいた地味女ではなかったから





カチッと結ばれていた三つ編みは解かれゆるくカールした胸下まである髪の毛





眼鏡を外したことでパッと明るくなった顔
それにはクリっとした目や綺麗な鼻筋が際立っていた








よく漫画やドラマでメガネを取ると美男美女。なんてくだりがあるけど






宮侑
次元がちゃうやろ、、、






俺が今まで見てきたどの女優よりも、女よりも
天海というは可愛いと思った







七瀬さん
よーし!
じゃあとっとと撮影行っちゃおー!
あなた
分かりました!分かりましたからすこーしボリューム下げましょ...




ハイテンションなおばさんの背中を押しながら車の扉に手をかける眼鏡






あなた
七瀬さん。今日もよろしくお願いします





背中を押しながらそう微笑む彼女から俺は目を離せなかった











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