梨笑:え?私だって、焦凍くんのこと、、
焦凍:幼馴染だからとかじゃねぇぞ。俺は、梨笑を女として好きなんだ。
梨笑:、、、え?!(あっ、すごい大きな声出ちゃった、、)
焦凍:そんなに驚くことか?俺、、ずっと梨笑に気付いて欲しくてアタックしてたんだがな。梨笑は全然気付かなかった。
梨笑:あ、、、えっと、、ごめん、、
焦凍:別に良い。今ちゃんと伝えたら梨笑は分かってくれたからな。まぁこれで伝わんなかったらどうすれば良いか分かんなかったけどな、、
梨笑:うん、、
焦凍:、、、好きだ。ずっと、小さい頃から好きだった。でもずっと梨笑に気持ち伝えらんなくて、、言う機会もなかったって言うか、、
梨笑:、、、でも私、焦凍くんのこと今まで幼馴染としか、、、!
焦凍:それも知ってる。梨笑って、告白はたくさんされてるくせに恋愛に疎いからな。
梨笑:そ、それは焦凍くんも、、、!焦凍くんだって、今まで何回も告白されてきてるのに何もなかったように私と話すじゃない、、、!
焦凍:俺はもう小さい頃から梨笑だって決めてたから、他のやつに告白されても何も思わなかっただけだ。
梨笑:カァァァ////な、何、、それ、、、!////
焦凍:、、、梨笑は俺のこと、幼馴染としか考えてねぇのは前々から知ってることだ。だから、これからは俺のこと、意識させてやる。
梨笑:ぇぇ、、////
焦凍:じゃあ俺、そろそろ帰るな。早く戻って来いよ。、、、梨笑をいじめてたやつらは除籍処分になった。ヒーロー志望だからな、一度でもそんなことをしたら除籍処分らしい。
梨笑:そ、、か。
焦凍:あと、、笨㙊も。梨笑に怖い思いさせたやつらは全員。
梨笑:、、、、、
焦凍:元気、出せ。梨笑のことを大切にしてくれる友達、出来たって入学したての頃言ってたじゃねぇか。確か、、線動鋭奈?だっけか?ずっと梨笑のこと待ってんぞ?
梨笑:っ!!うん、、、!
『学校』
鋭奈:梨笑、、、!
梨笑:鋭奈ちゃん、、、!
鋭奈・梨笑:ギュー
男子:(なんか感動の再会みたいなのしてる、、、)
女子:梨笑ちゃん、、、気付いてあげられなくてごめんなさい、、
女子:わ、私も、、、!
女子:私、、気付いてたけど助けられなくて、、私もあの子たちと同じくらい悪いのに、、
梨笑:そんなこと、、
女子:私、怖くて、、私もいじめられちゃうんじゃないかって。私がいた中学校はそういうの多くてさ。でも、これからは仲良く、、して欲しいな。人の目を気にせずに、、もうあの子たちもいないしさ、、、!
梨笑:っうん!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。