無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

341
2021/06/20

第3話

『I love you』 🖤 ②
翌日



今日もいつも通り電車に揺られながら学校へ向かう


もちろん、『I love you』を聴きながら


このとき、ほんとにこの曲好きなんだなぁって思う(笑)




聴いてると無性に口ずさみたくなるけど、そこは我慢!!








そんなこんなで、楽しい気分が6割、歌いたい衝動に駆られているが4割の気持ちを抱えながら学校に着くと、誰かに声をかけられた







『おはよう、』

「っわ!!」






イヤホンをしていたからなおさら驚いた。


だって、目の前に現れたのが目黒くんだから



『あ、ごめん、』

「う、うーうん、お、おはよう、ございます」

『ん、おはよー。てか、なんで敬語?同学年じゃん?(笑)』

「や、でも、お互いまだ全然知らないし、それに、私と目黒くんじゃ住んでる世界と言うものが真逆と言っていいほど逆だから」

『なにそれ(笑)、そんなことないだろ(笑)』






や、それがあるんすよ、目黒くん

あなた、めっちゃめちゃおモテになられてるんですからね??

ファンクラブがあるって言う噂があるくらいモテるんですよ!?


本人知ってるのかわからないけど...





「...だから、その...そんなに私となんか仲良くしなくても、...」

『...じゃあ仲良くなればいいんじゃん!今から!』

「え?」

『お互いのことを知れば仲良くなれる、俺そうやって小学校で習った(笑) だからほら、LINE交換しよ』

「...う、うん...」


ーーーーーーーーーー・・・・・・・・


『おっけ!第一段階クリア!!これで知り合いになれたね! あ、そういえば自己紹介してなかったよね、俺、2年7組の目黒蓮。よろしくね』

「あ、私は2年4組の中川あなたの下の名前です。」

『あなたの下の名前ちゃん、かわいい名前♪』

「...♡キュン」




ぃや、なにキュンとしてんだ!!!




『あ、やべ、今日1時間目国語の小テストだ!時間ねぇ、ごめん、またね!』

「う、うん、頑張って?」

『おう!ありがとう!』




そう言って目黒くんは走っていった






「ふぅ...」




なんか、疲れたな


気がついたらあの場の勢いに乗ったらしく、しっかりと私のケータイの画面上には目黒くんの名前が追加されている


こんなことが目黒くんのファンの子に知られたら大変なことになるな...(苦笑)


全力で隠し通さなきゃ

なんでこんなことを思うのかは分かんないけど、なんか私の本能が言ってるからそうしとく。




ーーーーーーーーーー・・・・・・・・




ピコンッ

『“あなたの下の名前ちゃん、助けて”』

「“どうしたの?”」




目黒くんからの突然のLINE




『“俺、漢字終わった(笑)”』

「“あ、朝言ってたテスト?”」

『“そう、全く分からなすぎて”』

「“あらら”」

『“だから、よかったら俺に勉強教えてくれない?”』

「“...わかった”」

『“よっしゃ!ありがとう!”』

「“じゃあ、テスト返ってきたら教えてね”」

『“うん、ありがとう”』




漢字終わったって、なんか...小学生みたい(笑)




「なにニヤニヤしてんのよ~(笑)」

「うわっ!! かおりぃ!」

「何かいいことでもあったの?」

「ないよ?」

「ほんと?」

「ほんと、ほんと(笑)」







口が裂けても目黒くんとLINEしてた、何て言えない。


それは、目黒くんのためにも、私のためにも






ーーーーーーーーーーー・・・・・・





やってきました、体育の時間


ただ1つ問題があって...







「いいかお前ら~、今から5分以内に2人組でペアつくれー!!!作れなかったやつは強制的に先生とペアだからな~!!!」

「えぇ~!」

「5分かよ~」

「宮っちマジおに~!!!」

「ほら、ぐずぐず文句言うな!はい、スタート!!」






困った...


今日、いつもペア作ってる子が体調不良で休みなんだよ...


他の子達はどんどんペア作って座っちゃうし、どうしよう、立ってるの、あと数人だけだ、






『あなたの下の名前ちゃん!』

「目黒くん!」

『俺とペア作ろ!』

「え、でも、...💦」

『いいからいいから、』

「え、けど、友達は?」

「お前ら早くしろ~!!」

『ほら、宮部先生に怒られちゃうから、』

「...わかった、ありがとう」





どうして、来てくれたの?

友達は?





『よし、全員ペア作れたな~!! じゃあ、今日はパス練とスキルチェックだからお互いしっかりアドバイス等しながらやれよー!』

「は~い、」

「うぇ~い」

「だるーい(笑)」

「それなぁ(笑)」



あちこちからちらほらとブーイング的なものが聞こえる(笑)


ま、でも、私もサッカー、苦手なんだよなぁ、

てゆーか、そんな私なんかが目黒くんとなんかサッカーしていいのだろうか...







『あなたの下の名前ちゃん、早くパス練やろ』

「あ、うん、」

『じゃ、いくよ ...はい、』

「あ、...バスッ」

『そ、いいよ、じゃ、俺に返してきて』


「うん...ぇい、」

『...バスッ、いいじゃん、いくよー、』

「...スカッ、あ、ごめんなさい、」

『いいよ(笑)、俺も最初そんな感じだったから(笑)』

「...ありがと、いくよ、」

『おう、...バスッ』








やっぱ、目黒くんすごいなぁ


これはモテるわけだ









「ね~、マジ最悪~!!」

「もも、声おっきいって(笑)」

「聞こえちゃうから、(笑)」

「え~、でもさぁ、絶対わざとでしょ!目黒くんとペア作りたいからって(笑)」





え?...なに、私への悪口?...







「大体なんなの?たいして可愛くもないやつがヘラヘラしちゃって媚売ってるの、バカみたい(笑)」

「え~、てかさ、絶対目黒くんもしょうがないから、ってことでペアになってあげた口だよね」

「かわいそう(笑)」

「もう私が目黒くんの相手になってあげるよ~!!って(笑)」


「あはは!!(笑)、もも最高すぎ!!(笑)」







「....ッ、」

『あなたの下の名前ちゃん、...』

「ッ,ごめん、私、ちょっと先生のとこいってくる...」

『....あなたの下の名前ちゃん...』











『....もぅやだ...』





あのあと、先生に体調が悪い、という嘘の話をして勝手に抜けてきた


私のお気に入りのあの場所に







目黒くんには悪いけど、さすがに耐えられなかった、

でも、確かにあの子達の言う通りだよね

しょうがないからペアになってくれて、しょうがないから優しい言葉かけてくれて、しょうがないから...


「ッ,...」



だめだ、涙が止まらない

全部私が悪いんだよ、

そのせいで目黒くんまで不快な気持ちになっちゃって....ほんと、ごめんなさい、...



『あなたの下の名前ちゃんっ!!!』

「め、ぐろくん...?」



いきなりドアが開いたと思ったら息を切らした目黒くんがやってきた



「なんで....体育は、」

『...ギュッ!!!』

「...!!?めg..」

『ごめん、...』

「...え、」





寄ってこられたと思えば急に抱きしめられて、私は今、目黒くんの腕のなかにいる


突然すぎて思考回路が停止しちゃう






『俺のせいで...』

「ちがうよ、目黒くんのせいなんかじゃない、全部、全部私のせい...」

『そんなことねーよ』

「うーうん、私がいけないの、」

『..あなたの下の名前ちゃん、』

「...?」

『ベシッ!!』

「いたっ!!」

『ほんと、探したんだからな!!先生に聞けば「体調悪いらしいから保健室行く」って言われた、って言うから行けば「いない」って言われるし、教室に行ってもいないし、』

「ご、ごめん、なさ...」

『ったく、...ま、でも、ここだと思ったよ(笑)』

「....、」

『あなたの下の名前ちゃんと出会ったこの場所に行けばいると思って(笑)...って、俺、キモいな(笑)』

「...ふふ(笑)」

『お、笑った!』

「え、」

『泣いてたんだろ?』

「な、泣いてなんかない!!」

『嘘下手かよ(笑)、泣いた跡ついてるのに(笑)』

「..!!////」

『あはは(笑)』

「ふふ..(笑)」

『...もうちょっとここいる?』

「あと少しだけ...」

『ん、わかった、』


そう言って目黒くんは床に座る


「あ、行ってていいよ!」

『や、待ってる』

「けど、時間、」

『いいよ、時間なんて。それに、ペアいなきゃできねーし(笑)』

「あ、そっか、ごめん、行こ」

『いいよ、ゆっくりで。俺もペアの様子見てきます、っつって出てきたから』

「じゃあ、あと3分だけ...」

『ん、わかった』





「ょし、!! ありがとう、目黒くん、」

『もう平気なの?まだ休む?』

「うーうん、平気、ありがとう」

『よし、じゃ、戻るか!』

「うん」











その後は目黒くんと戻り、練習を再開した。

残り少ない時間になっちゃったけど、それでも真剣に的確なアドバイスをくれる目黒くんは本当にいい人なんだなって思えちゃう。


また、先生からは「大丈夫か?」と聞かれたから大丈夫です、って答えたんだけど、目黒くんが気を遣ってなのか、さっきの出来事を全部先生に話してくれた。

だから、あの女の子達は授業後先生に呼び出しを食らって説教されたらしい、








なんかそう考えると、私、目黒くんに助けてもらってばっかりだな、