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第5話

『I love you』 🖤 ④


翌朝、学校に着くと



「中川さん、」

「はぃ、なん、ですか?」



昇降口に着くなり、見知らぬ女子数名に話しかけられた



「ちょっとこっち来てもらえる?」

「...はぃ、」




着いていくと..



「あんたなんなの!?」

「目黒くんとずっとベッタリくっついてて!!」





あ~、やっぱり


そーゆーことだと思ったよ




「や、なんなのって言われても、私はなにもしてませんよ?」

「はぁ?」

「それガチで言ってんの?」

「あんなとこ見せつけておいて?」

「ほんとさ、目黒くん好きな人に申し訳ないと思いなよ!」

「は、はぁ、..」




目黒くん好きな人って、あなたたちのことだよね?(笑)




「マジでムカつく、昨日の体育の後だってうちら先生に呼び出し食らって怒られてんだよ」

「どうせあんたがチクったんでしょ? 私いじめられてるんです~、って」

「そーゆーの、一番嫌われるから!!」

「.....」






はぁ、めんどくさ(笑)

これだから女子って好きじゃないんだよなぁ

ま、私も女子だけどさ(笑)




「てかさ、そろそろ黙ってないでなんか言ったらどう?」

「あなたには口というものがないんですか~?(笑)」

「あはは(笑)、かわいそ(笑)」

「...はぁ~」

「なにため息なんかついてんの!? ため息つきたいのはこっち!!」

「あんたなんて、目黒くんに嫌われちゃえばいいのに...」




『...ぉい、』

「!!」

「め、目黒くん!!?」

『おい、そこの女子、』

「「「はぃいい!!」」」

『影でじっと聞いてりゃぁ、すごいこと言ってくれんじゃん』

「....」

『あなたの下の名前ちゃんがチクった?嫌われる?最悪?...その言葉、そっくりそのまま返してあげるよ、君たちに。俺のことよく知らないくせに好き?そう言うの、意味わかんない。そんな見た目だけで判断するような女、俺大嫌いだし、人をいじめるやつなんか論外。あなたの下の名前ちゃん、何か悪いことした?先生にチクったのも俺。あなたの下の名前ちゃんじゃない。それをさ、勝手に決めつけないでくれる?罪のない人を苦しめて何が楽しい?それに君たち、あなたの下の名前ちゃんの良さ知らないでしょ、』

「っ、ちょ、目黒くん、そろそろだめ、」

『ごめんね、もうすこし待って。...あとね、歌がうまくて、今みたいに俺のこと思っててくれて、優しくて、すごく真面目で、今度俺に勉強教えてくれんの。プリン好きなのも同じだし、犬が大好きなとこもかわいい。そして、基本自分より人のことを一番に考えてくれて、困ってたら助けてくれる。こんなに素敵な人、滅多にいないでしょ』

「っ...///」

『で、悪口も言わない。人のことも攻めない。こんな少しのことで腹立たないよ、あなたの下の名前ちゃんは。だから、たぶん今もあ~、めんどくさいな、って思ってる。ま、ほんとのとこはわかんないけど(笑)』

「「「....」」」

『ま、でも、これだけは言える。おれ、あなたの下の名前ちゃんのこと好きだから。』

「!!!///」

『あなたの下の名前ちゃんのこと、初めてみたときから気になってた。歌がうまい、ってところから惹かれたのかもしれない。でも、そこから一緒にいる度に気づいていったんだ。あ、俺、好きなんだなって。考えない日がないくらい夢中。だから、俺は、君たちには申し訳ないけど、告白されても断るから。ごめんね』

「「「.....ッ,」」」

『ってことだから、行こっか、あなたの下の名前ちゃん』

「...う、うん、..///」




え、待って、待って、好き?


私のことを!?


目黒くんが!!?





混乱しながらも引かれたその手についていく...



このとき、なぜ手を離さなかったのかは、自分でもわからない


ただ、...