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実はね……
それは2年前の事
仕事の後どうしても行かないといけない
新人さんの歓迎会があった
私は、涼太くんに言わずに参加してしまった
それが間違いだったのかもしれない
11時過ぎても連絡が来ない涼太くんは
メールをずっと送ってきてたらしい
でも、私かなり酒豪だから
ベロベロになるまで飲んじゃうんだよね
12時頃に家に着いたら
もう寝てたと思った涼太くんが起きてた
「ねぇ、遅いんだけど、何時だと思ってんの?」
「ごめ~ん、でもね、すっごくね(パン)……」
一瞬何が起きたか分からなかった
あれ、叩かれた?ジンジンして痛い(>_<)
「そういう話、いらないから」
「ほんとごめん、次は連絡するね!」
「いいよ、しなくて」
「ほんとごめんって、」
「ううん、大丈夫( ≖ᴗ≖)俺がお前に仕事行かせないよえにするから笑」
それは、今まで見た事ないような怖い顔だった
「え、仕事辞めたくない」
涼太くんが近寄ってきた
「ほんとに、何も分かってない子だね笑」
急に手を縛られて、寝室に連れていかれた
「もう俺、あなたの仕事場に電話するから、仕事辞めますって笑」
あーぁ、やっちゃったなって
ずっと涼太くんの言うことを聞いて生きて
いかないといけないんだうか……。
「ねぇ、反省してる?」
ものすごい力で髪の毛を引っ張ってきた
「うっ、痛い!ねぇ!涼太くん?ごめんってば!」
「そんな謝り方でいいの?あなたはもっとできる子だと思ってた」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
「俺の気持ちわかる?分かんないよなwいくら制服とはいえスカートで男の前うろつくなよ、でももう着ないから、それ脱がすね」
ビリッビリッビリリ✂
悲しい、こんなことで好きな仕事も
無くなるなんて、スカートもダメなの?
「寒いと思うけど、そのまま寝て」
しょうがないからその日は
寒い思いをしながら寝た
~次の日~
プルルルルルプルルルルル
「おはようございます、今日から仕事辞めますね」
う、嘘でしょ?!ほんとに?ありえない、、
「おはよ、これから毎日一緒だね♪」
「………。」
「なに?笑ムシ?」
パンッ
パンッパンッ
ただただ痛みに耐えた
全部私が悪い、、私のせいで、
その時は、涼太くんの気の済むまで
好きにしてあげようと思った。
でも
だんだんエスカレートしていった
「あなた料理出来たよ~」
「うん」
「は?!うん?ハイでしょ?」
パンッパンッパンッ
なんで?なんでこうなるの?
世間のカップルもこうなの、、かな?
もう、だめ
バタン……(o_ _)o
これが半年ほど続いた
あなたの体は傷の跡、アザだらけだった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。