第27話

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2020/03/17 04:09
あなた:っ、な、何?

涼太:ハグして欲しい///

あなた:えっ?!

いや、さっき触れたくないって言ったじゃん

涼太:これが、俺からの最後のお願い。

涼太くんの目は嘘をついているように見えなかった

あなた:わ、分かった。

ギュッ

あなた:もう、良い?

涼太:まだ、もっと強く、、して?

ギュウッ

あなた:いい?よね?

カシャッ

涼太:あなたが俺に最後にしたハグとし
て、記念に残しとくよ

あなた:え、やだよ、消して!

涼太:もう俺らはカップルじゃないから
あなたのお願いは聞かないよ

あなた:えっ、でもさっき涼太くんのお願
い聞いたじゃん、、

涼太:あなたもさ、まだ騙されるんだね

あなた:っ…

悔しかった、信じた自分がいけなかった

涼太:消して欲しいならぁ~その、ネックレスちょうだい

あなた:え?何言ってんの?

涼太:それ、康二とお揃いでしょ?

あなた:なんで、知ってるの?

涼太くんの前ではバレないように隠してたのに

涼太:康二が自慢してきた笑
俺さぁ~、あなたが誰かとお揃いの
物身につけてるの気に食わないんだよ
ね笑

あなた:も、もう涼太くんには、関係ない
でしょ?これ以上自由を奪わないで
よ!

今までにないくらい叫んだ

涼太くんもこんなに怒った私を見てビックリしてる

あなた:もう、行くね

🚪

涼太:ふっ笑相変わらずだね笑

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

🚪

あなた:はぁはぁ、康二くん!帰ろっ!

康二:あなたどしたん?そんな息切らして

あなた:と、と、とにかく!帰ろうよぉ~

康二:分かった💦

駄々こねるみたいに必死なあなた。

ほんま、どーしたんやろ

康二:じゃあ、お先に

あなた:ありがとうございました

🚪

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

帰る途中、涼太くんとバッタリ廊下で会った

涼太くんは私を見てニコッて笑ってきた

あなた:…。

無視すると、耳元で

涼太:またね

って、言ってきた

あなた:っ!!

康二:大丈夫?

あなたが、ギュッって手握ってきたから

そろそろ不安なってきた

あなた:は、早く帰りたい

康二:お、おう///

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