第51話

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2020/03/23 15:44
涼太:また、明日も来るね♡何かあったら言うんだよ?

あなた:うんっ

涼太:あ、あともう康二と話さないで、

あなた:えっ…でもココに来た時とか

涼太:大丈夫、無視して、ね?あなた、良い子でしょ?

あなた:…。

涼太:あなた?

あなた:こんなの、私の彼氏じゃない!

涼太:どーゆー事?

あなた:康二くん言ってたもん!かっこよくて優しいって!カメラ好きって言ってた!それと、それと、、私の記憶では、笑顔がすっごく素敵な人なの!今の涼太くん、怖いよ…。

涼太:じゃあさ、俺が彼氏じゃない証拠、ある?ないよね?

あなた:っ…。康二くんとお揃いのネックレスならあるよ!

涼太:アレはもう、ないよ。壊した。

あなた:え……。酷い!せっかく貰ったのに!ありえない!

涼太:あなたは今、俺とお揃いの指輪つけてんの、内側見た?ちゃんとイニシャルも彫られてるでしょ?

あなた:これ、いらないよ。返す!

涼太:ふ~ん、受け取ってくれないんだ…。悪い子だねぇ

あなた:もう、涼太くんココに来ないで!

涼太:あなたはそんな事言う子だったっけ?黙って俺の言うこと聞いてればいいんだよ?なんの苦労もないし、

あなた:ウウッやめて、やめて、やめて!

はぁ、はぁ、

話せば話すほど、思い出す記憶

あなた:涼太くんなんか、彼氏じゃない!

涼太:わかった…。あなたがそんなこと言うなら、俺も考えるよ

🚪

あなた:康二くん………。

貴方に言わなくちゃいけないこと

思い出したよ…!

もう、分かったんだよ

私の彼氏が康二くんだったってこと

あなた:.˚‧º·(ฅдฅ。)‧º·˚.

🚪

涼太くんが帰ってしばらくすると

康二くんが来た

康二:あなた…、俺まだ諦めてないで

そう言って、見せたのは

カメラ好きな康二くんがいつの間にか撮ってた

私の写真。康二くんも写ってる。

あなた:ごめん、康二くん。(´⚲_⚲`)

康二:えっ…やっぱ、写真じゃ思い出さないか(´._.`)

あなた:ううん、違うの。

康二:…?

あなた:もう分かったんだ、全部、ぜぇーんぶ!

康二:ほ、ほんま?

ギュゥ

康二:良かった、ほんと良かった‪( ;ᯅ; )‬

あなた:ごめんね、康二くん。指輪のこと、記憶なかった時も、康二くんに言わなくちゃいけないことがあったなって思ってたの…

康二:もう、謝らんでええよ、とっくに許しとる。あなたの記憶が戻ったことが今1番嬉しい♡

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