第9話

#ホシくん
2,032
2019/12/22 09:32
○○side

急いで部屋に入った。

○○
ひどいよミンギュ……
私たち幼なじみじゃなかったの……??

友達じゃないの……??

あんなミンギュ初めて見た。

私を欲しがるミンギュ。

キスするミンギュ。

怖いよ、ホシくん……ホシくん……
心の中で叫んだ。

○○
今何時なんだろ……
ふと気になった。
時計を見ると11時。

約束の時間まであと1時間。

すると、

コンコンコン

壁からノックが聞こえた。

ミンギュの部屋の方じゃなくて、ホシくんの部屋の方から。
○○
(私を呼んでるってこと……??)
部屋の外に出た。

先生たちの目を盗んでホシくんの部屋のチャイムを鳴らそうとした。

その瞬間。

○○
わッ……
腕を引っ張られて部屋の中に入る。
ホシくん
ノック、聞こえた??
○○
ホシくん……
ホシくんの声を聞いて安心したのか、涙がこぼれてきた。
ホシくん
なになにどうした??
○○
ホシ、くん……
足の力が抜けそうになる。
その時、

ホシくんが私を抱えてベッドまで運んだ。

○○
お、重いから……
ホシくん
そんなことないから。
ベッドに座った。
ホシくん
もう泣かないで。
○○
うん、
泣き止むと同時に
ホシくん
ミンギュとの……聞こえてたから。
○○
ッ……//
恥ずかしくなる。
ホシくん
ミンギュのこと、好きなの??
首を振る
○○
違うの……ほんとに違う、
そう言って下を向こうとする。

ホシくん
俺の目見て
そう言われてホシくんの目を見る
ホシくん
俺が、○○のことどう思ってるか、
知りたい……??
こくん。
頷くと、私を押し倒して唇にキスをした。
ホシくん
こういう気持ち。
私の顔が火照っていく。
ほんとに、ほんとにずるいよ。
ホシくん
ねぇ○○。









"してもいい?"

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