第3話

#出発
1,516
2019/12/22 01:01
先生
班ごとにバスに乗るようにしてください
生徒
へ〜い
バスに乗った。
○○
あれっ??
席がどこも空いていない
先生
乗るところない??
○○
はい……
先生
どうしよっか……
せんせーい
ここ空いてるので○○ちゃんに座ってもらいます
先生
あ、そう?じゃあよろしくね
先生
○○ちゃん隣男子でもいい??
○○
はい!!全然大丈夫です
そう言って座った。
○○
ごめんねホシくん、わざわざありがとう😊
ホシくん
別にいいよ。
ていうかバスの座席ってこんなに近かったっけ?
バスは出発した。
隣を見ると、

ホシくんは外を眺めてる。
すごい静かな人だな……
ホシくん
何見てんの??((小声
○○
えっ、あ、っご、ごめん~_~;
つい見とれちゃって。

なんて言えない
ホシくん
何??俺に見とれてたの?((小声
○○
いや、違うから((小声
ホシくん
フッ 意外と可愛いじゃん((ボソッ
○○
はっ、……??
顔が赤くなっていくのが分かる
ホシくん
冗談だよ冗談。
そんな軽々しく可愛いなんて言わないから
○○
そ、そうだよね……
ホシくん
期待してんの??ニヤ
○○
そういうのじゃ、ないから……
ホシくん
笑笑
俺寝るから
そう言って寝た。
なんだろう、

なぜか惹かれる。

不思議なオーラを放ってる感じ。

不意の笑顔にドキッとする。




もしかして、好き…………??
○○
(違う違うッ!!)
首を思いっきり振る。
ホシくんの寝顔は、

なぜか色気がある。

顎のラインがシュッとしてて

同い年には見えないくらい。

身長も高いし、女子のからかい方も慣れてる。

つまり私より"大人"
○○
(惹かれるのはこういうところか)
でもここから、ホシくんに振り回されちゃうんだよね……

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