第2話

1話
260
2020/04/01 11:00
学園長 ディア・クロウリー
学園長 ディア・クロウリー
さてと、キト君。最近のグリム君は大人しいですか?
監督生キト
監督生キト
はい、前までは嫌いな授業だと逃げていましたが、毎度毎度ハーツラビュル寮のエース・トラッポラとデュース・スペードに捕まっていたので諦めて授業を受けるようになりました。
学園長 ディア・クロウリー
学園長 ディア・クロウリー
そうでしたか。なら良かったです。
監督生キト
監督生キト
あれ?学園長、後ろの鏡が光ってますよ?
学園長 ディア・クロウリー
学園長 ディア・クロウリー
冗談は真に受けませんよ?
振り返る
学園長 ディア・クロウリー
学園長 ディア・クロウリー
本当に光ってる…
ヨゼク・ウナエ(男装時)
ヨゼク・ウナエ(男装時)
ウオっ!
シャナ・ウナエ
シャナ・ウナエ
キャア!
ヨゼク・ウナエ(男装時)
ヨゼク・ウナエ(男装時)
痛え…てかここ何処だよ。シャナ、大丈夫か?
シャナ・ウナエ
シャナ・ウナエ
大丈夫だよ、ヨゼク。それより、私よりも先に自分の事を心配しなさい。
ヨゼク・ウナエ(男装時)
ヨゼク・ウナエ(男装時)
シャナが怪我してないか確かめたら自分の心配したよ。
学園長 ディア・クロウリー
学園長 ディア・クロウリー
君達、どこから来たんですか?
シャナ・ウナエ
シャナ・ウナエ
うわあ!その仮面すっごくかっこいい!あなたにとっても似合ってますね。
ヨゼク・ウナエ(男装時)
ヨゼク・ウナエ(男装時)
シャナ落ち着け。俺たちは普通に野原を歩いてて、休憩中にシャナが木の根元にある穴に入ったから一緒に入ったらここに来たんです。
監督生キト
監督生キト
木の根元にある穴?まるでアリスみたいですね。
シャナ・ウナエ
シャナ・ウナエ
そうでしょう?だから飛び込んでみたの!そしたらこんな所に辿り着くなんて!それに、2人にも会えた!なんて幸せなのかしら!
ヨゼク・ウナエ(男装時)
ヨゼク・ウナエ(男装時)
シャナ、ストップ。お二人共、すいません。シャナは止まらない性格でして。
学園長 ディア・クロウリー
学園長 ディア・クロウリー
それよりも、ここに来たのはいいですがどうやって帰るんですか?それと、あなた達の名前といた国の名前を教えて下さい。
ヨゼク・ウナエ(男装時)
ヨゼク・ウナエ(男装時)
分かりました。俺はヨゼク・ウナエです。あ、一応女ですよ。それでこっちn
シャナ・ウナエ
シャナ・ウナエ
私はシャナ・ウナエ!ヨゼクとは姉妹なのよ。これでも私が姉なの。
ヨゼク・ウナエ(男装時)
ヨゼク・ウナエ(男装時)
シャナ、少し静かにしてて。
シャナ・ウナエ
シャナ・ウナエ
…はーい。
ヨゼク・ウナエ(男装時)
ヨゼク・ウナエ(男装時)
俺達の居た国は日本と言います。
監督生キト
監督生キト
日本?今、日本って言いました!?
シャナ・ウナエ
シャナ・ウナエ
言ったよー。私達、日本生まれ日本育ちだもの。
監督生キト
監督生キト
僕も、日本から来たんです。
ヨゼク・ウナエ(男装時)
ヨゼク・ウナエ(男装時)
おや、一緒なのか。ここにいるってことは帰り方が無いからいるって感じだな。
学園長 ディア・クロウリー
学園長 ディア・クロウリー
あなた達、この後どうする気ですか?
シャナ・ウナエ
シャナ・ウナエ
私達もここに入れて貰えないかしら?学園長って呼ばれてたところからして、ここは学校でしょう?
学園長 ディア・クロウリー
学園長 ディア・クロウリー
学校ではありますが、あなた方に魔力がなければ無理ですよ。
ヨゼク・ウナエ(男装時)
ヨゼク・ウナエ(男装時)
魔力があるかどうか確かめられるのなら確かめてもらってもいいですか?
学園長 ディア・クロウリー
学園長 ディア・クロウリー
いいですよ。用意してくるので少し待っていてください。
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主
今回はここ迄です!如何だったでしょうか?さて、シャナとヨゼクに魔力はあるのでしょうか?

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