一織目線
仕事から帰ると レッスン場から 音楽がかすかに聞こえる
sweet honey の2人が 練習してるんだろう、と思い 少し覗くことにした。
レッスン場に 私が入ったことに 気づかないくらい集中している2人
なぜだ、歌もダンスも スバ抜け上手い訳でもないのに すごく目が惹かれる
これまでに見たことないくらい 息の合った 歌とダンス、応援したくなるような 笑顔
パチパチパチ
歌い終わった2人に思わず拍手をしてしまった
「『え!?!?』」
さっき分析したことこが 口に出てしまう
「『褒められてる?』」
「『ありがと…?』」
よくわかっていない様子の2人
自覚してないのか…?
無意識で あそこまで 息が合わせられるのか…?
だったら 尚更すごい
そーいって レッスン場をでた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。