第68話

最大の悲劇6
648
2019/01/22 07:40
SIDE ウジ
残った俺達はどうすることも出来なかった。
みんなの表情は曇っている
この状況を俺たちだけでどうすることも出来るわけがないし、だからと言ってただ訓練をすることもできない。
ジョンハン
ジョンハン
はぁ、
ジョシュア
ジョシュア
こら、ジョンハナ。ため息なんてつかないの。
訓練場に集まった俺たちの表情は暗い
ジュン
ジュン
ウォヌ、、、もし能力者が増えたら能力者の犯罪も増えるのかな…?
もしそうなったら僕達さらに…差別されるのかな、、
ウォヌ
ウォヌ
ジュン、、、
ジュンの一言で空気が重くなるのがわかった。
ジュンはウォヌに抱きついていた。
鼻をすする音が聞こえ、ウォヌは静かに頭を撫でており心配そうに見つめている。
ミンギュ
ミンギュ
訓練、、訓練するしかないんじゃない?
あなたヒョンが言うんだから、今はそれしかないよ!!
スングァン
スングァン
そうですよね!!
ミンギュヒョンの言うとうりです、あなたヒョンが間違っていた事なんてないんですから。
ジョシュア
ジョシュア
そうだね、ミンギュやスングァンの言うとうりだ。
訓練をしよう、
ジョンハン
ジョンハン
ジスが言うなら、訓練…する。
ミンギュの一言で、みんなの間に笑顔が戻った。

うるさいが空気の読めるミンギュに感謝し、俺はディノに声をかける
ウジ
ウジ
ディノ、倉庫にある治癒のAキューブを持ってきてくれ。
ディノ
ディノ
はい、ヒョン
Aキューブができてから、訓練で治癒が必要な怪我をするのが普通になった。
治ると思い、みんな無茶をするのだ。
ホシ
ホシ
今日のメニューは?
あなたヒョンいないし、クプスヒョンもいないから、どうするの?
ドギョム
ドギョム
それはもちろんウジヒョンが決めるんでしょ?
バーノン
バーノン
せっかく、あなたヒョンもクプスヒョンもいないんだから、トレーニングはなしにしない?
ディエイト
ディエイト
それはダメでしょ、ボノナ。
トレーニングしなくて、怪我したらどうするの…
研修生の間に笑顔が戻った。

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