あの後、無事回収されて←
クプスと話す前に(クプスの意識がもどらない←)、チェスンギュの尋問を終わらせることにした。
スンギュが言うには、自分の意思でした訳ではないらいしい、
2人を殺してから)我に返り、クプスに助けを求めたという。
判別がつかないので、どうしようかと困っていると
急にジュンが現れて言った。
そう言って笑ったジュンの顔は以前より何倍も輝いていた。
思わず抱きしめると、ジュンは俺にチシャ猫のような目を向けた。
そう言って俺は隣の部屋に入った。
そこは、マジックミラーになっていて、あちら側の様子を見ることが出来る。
ジュンはさっきとは違う、柔らかい笑顔で言った。
ジュンはああやって、過去のトラウマを片付けさせることで、自分の負担を減らしているのだ。
そう言ってジュンは目を閉じた。
その瞬間、スンギュはくにゃりと倒れる。
そうして、30分くらいたった頃、ジュンは目を開き、スンギュは意識を取り戻した。
ジュンが変な顔をしているので、気になって取調室に戻ると、ジュンは俺を押し出した。
ウォノヒョンとは、最近あっていないし、噂も聞かない。
ジュンは、何か考えているみたいだった。
そういうと、ジュンは少し拗ねたように、でも笑顔で出ていった。
多分ヨンジェヒョンか、他にもいる移動系の能力者に頼んで、支部まで連れて行って貰うんだろう。
俺は、ウォノヒョンに会う前に、所長に会うことにした。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!