第42話

捜査任務6
812
2018/12/29 17:21
ジュンのことはウォヌに任せて俺達は捜査を進めることにした。
またスンジュンの家に行き、何か証拠を探すことにした。
スングァン
スングァン
なんにもないですね…
あなた

ああ、もう一回探して見ろ、ウジ、そのベットの下に何かないか?
ビデオカメラみたいなものが落ちてる。

ウジ
ウジ
え?
そう言ってウジはベットの下に潜り込んだ
スングァン
スングァン
ウジヒョンちっちゃいからすぐ…いてっ
出てきたウジはスングァンの頭を叩いて、ビデオカメラを揺らした。
ジョンハン
ジョンハン
おぉー、さすがあなたヒョン
あなた

じゃあ、とりあえず見てみよう。
なにか証拠があるかもしれん、なんで今まで見つからなかったんだ?
ここは鑑識が詳しく調べたはずなんだが…

そう言って俺は頭をかいた、
あなた

何か裏がありそうだな…

そう言った俺をウジは不思議そうな顔で見つめた。
ウジ
ウジ
嫌な予感ですか?
これが罠とか?
あなた

わからないが、調べる価値はありそうだな…
城北区に持っていくのは危険だから、ここで見てしまおう。
ここなら被害は、4人で済む

ジョンハン
ジョンハン
4人って結構じゃないですか…?
それに副支部長だけじゃなくて支部長までいなくなったら、誰がソウル支部を…あっ
ジョンハンは自分が言った失言に気づいたらしい。
俺に向かって気まずそうな顔をする、ジョンハンはいつ知った、、、俺が…
ウジ
ウジ
いいから、早く見ませんか?
この事件を解決する鍵があるかも…
スングァン
スングァン
そうですね!!
でも、ずっと思ってたんですけど、ウジヒョンがこのビデオカメラが危険かどうか見れば良くないですか?
俺は黙ってスングァンを見つめた。
あとの2人も黙って見ている。
スングァン
スングァン
え?僕なんか変なこと言いましたか!?
あなた

いや、スングァン、、思いつかなかった。
まさか、スングァンが言うとは…

ジョンハン
ジョンハン
ちょっと鳥肌が…ほらっ
あなた

見せるな、しまえ←

ジョンハン
ジョンハン
うっす←
ウジ
ウジ
じゃあ、
そう言ってウジは制御装置を外した。

実はウジの能力、予知は万能なわけじゃない。
このように、物の未来を見ることは可能だが、この事件の犯人などの物では無いことの未来を見ることができないのだ。
ウジが予想できるのは、人や物などの形が見えるものに限定されている。
ウジ
ウジ
あー、このビデオカメラで危険になることはないですね、
あなた

わかった、じゃあ城北区に行ってこのビデオを見ておいてくれ。

ジョンハン
ジョンハン
え、? ヒョンは?
あなた

俺はユギョムに会いに行って、ハンジェファンについて聞いてくる。
ビデオカメラについてなにかわかったら、無線で連絡しろ。

戦闘員または候補生には、無線が支給されており、いつでも緊急の連絡や、捜査などでの情報交換ができるようにしてある。あまり外に出ない俺達には、携帯は必要なく、基本連絡は無線で行っている。
ウジ
ウジ
了解です。
あなた

ああ、あとはよろしく頼む。
ハンジェファンは多分情報を持っていないだろうからすぐ戻れると思う。

情報を持っていないというのは、ここ何年かはハンジェファンに誰も面会をしに来ていないのだ。
ただはめられたのか、もしはめられたとしても、こんなわかりやすい奴にするわけがない。ハンジェファンを選んだ理由はなんだ…?

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