第85話

爆破事件〜ミンギュのトラウマ〜
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2019/02/19 07:19
学校が終わって俺は直ぐに公園に向かった。俺の家は、道路からは見えにくいところにあり公園はさらに見えない。
ユビン
あっ!ミンギュー、おっそい!!
ミンギュ
ミンギュ
ごめん、ごめんっ…いてっ
ユビンは待ち合わせに遅れたことがなく、気づいたら待ち合わせ場所にいると言っていた。
ユビン
早くしよ!! 花火見せてっ
ユビンがそう言うと同時に俺は、夜空に花を咲かせた。しばらく遊んでいると、急に誰かの声が聞こえた。
クァンミン
へぇ〜、お前って能力者だったんだ…俺の事騙してたわけ!?
言葉が出なかった、喉が渇いて上手く息ができない。
ユビン
うそ…クァンミン、、なんで!?
クァンミン
いやー、今日の朝お前らの会話聞いてたの。
クァンミンは笑いながら言った。
クァンミン
てか、今の撮ったから、ユビンもお前も終わったな。
ユビンお前来いよ、ミンギュなんかより俺の方がいいんじゃね、お前なんかでももらってやるぞ。
俺の中の何かが壊れるのがわかった。
ミンギュ
ミンギュ
ユビンっ…逃げて!!
俺から離れろっ、、、
ユビン
、、ッツ!
自分が今からどうなるかわかった俺は、理性が飛ぶ前に叫んだ。





















でも…遅かった。

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